NHK BS1 2007年5月20日
BSドキュメンタリー
シリーズ 世界はこうしていじめと闘う
いじめを報告せよ
~韓国・ソンウォン中学校の取り組み~
路上で警察を呼ぶ、いじめられて怪我をしている女の子。
インターネットで、昨秋、いじめの動画が流れる。
同級生から暴力をうける。
地域の警察までまきこんだ、いじめ対策。
下町地区の公立中学。
モデル地区であり、横断幕がはられている。
「いじめ」を大人たちが発見することが大切としている。
「いじめ」があったら、すぐに大人に報告しなければならないと教育。
隣の学校の女の子に恐喝されお金をとられたという。
報告書をかく女の子。
被害の様子を徹底的に聴取。
それから、加害者の聴取。
反省文をかき、お金を返してきたという。
生徒がいじめを報告してくれてこそ、解決することができると教師。
生徒の中へ入っていく教師。
家出した子供の行き先をきく教師。
上級生から学校に来るな! と脅されて家出したという。
生徒から「インターネット・カフェに立ちよっている」と情報をえる。
一番早く登校する生徒指導の教師。
「いじめを見たときどうしますか?」などと、教師は生徒に気安く話しかける。
風紀委員の生徒も校門にいっしょに立っているという。
規律チェックシート。風紀委員がマイナスをつけて渡す。
一定をこえた生徒たちは、奉仕活動をさせられるという。
プラスの点数をつけることもある。
それは「いじめ」の報告をしたとき、プラス点。
マイナス点を消すことができる。
「いじめ」報告ポストというものもあるという。
マイナス30点で学校の掃除。
マイナス60点で、地域の福祉。
かつて、この学校で。
「告げ口」をしたとトイレで4時間の暴行……。全治二カ月。
--事件から受けた心の傷は完全にはいえてはいないという。
ソウル地検に加害者と親を訴えたという。
--最初は殺人未遂だったのに、起訴さえされず、子供たちのことと……。
相手から一切の謝罪もなかった。
それで、市役所のインターネットに訴えたという!
インターネットで爆発的な反響。
テレビでも取り上げられ、国民の関心事に。
司法当局へ送られ、加害者の子供は罰せられた……。
そして、いじめ撲滅の市民運動へ。
大きなうねりとなり、国会を動かす。
【学校暴力予防及び対策に関する法律】
学校暴力の現場を見たり
その事実を知った人は
学校など関係機関にそれを
即時 申告しなければならない。
2005年から、国をあげて、いじめ対策をおこなっている。
一般の中学生の反応は複雑、
「仕返しをされるのが怖い」など。
匿名のアンケート調査をおこなうことしているという。
加害者の子供は被害者の子供がいったのか?
匿名のアンケート調査をしたからだよ。
情報源は複数あるんだよと教える。
そして「いじめ」についての授業をしているという。
いろいろなケースで、次の4つのどれかを生徒に質問する。
1 身体的暴力
2 言語的暴力
3 なかまはずれ
4 非暴力
宿題をさせるのは、身体的暴力にも言語的暴力でもあるという。
「嘲笑う」のは暴力で、非暴力ではないという。
「正義」の暴力は○か×か?
答えは×。
--どうして、「正義」だとわかるのか?
どちらか片方から見れば、「正義」だけど、反対からみれば正義ではない。
だから、法があるのよ。
君たちは他人を処罰する権利はない。
身近な大人に、外では警察、学校では教師に報告しなさい。
【学校暴力対策自治委員会】を設立。
暴力事件がおきる。
何度もかかわり、和解させたという。
【ペウントチキミ(学校を守る人)】
2005年から試験的に韓国政府が行なっている。
元警察官が学校を巡回しているという。
【元被害者の母・いじめの相談をする】
いじめの加害者との会話は録音したほうがいいですよ。
亡くなった少女のトレーナー。
暴行をくわしく書き残していたという。
4年間いじめられて、親にも学校にも言えなかったという。
父の誕生日にはケーキを買ってくれるいい娘でした。
警察と学校が共同で、「いじめ」対策をする。
【再放送】
5月28日(月) 24:10~25:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・カナダの試み[再]
5月29日(火) 24:10~25:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・アメリカの模索[再]
5月30日(水) 24:10~25:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・韓国の取り組み[再]
6月1日(金) 18:10~19:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・カナダの試み[再]
同日(金) 19:10~20:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・アメリカの模索[再]
同日(金) 20:10~21:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・韓国の取り組み[再]
大人たちよ 逃げるな
いじめにはルールと罰を
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BSドキュメンタリー
シリーズ 世界はこうしていじめと闘う
~韓国・ソンウォン中学校の取り組み~
路上で警察を呼ぶ、いじめられて怪我をしている女の子。
インターネットで、昨秋、いじめの動画が流れる。
同級生から暴力をうける。
地域の警察までまきこんだ、いじめ対策。
下町地区の公立中学。
モデル地区であり、横断幕がはられている。
「いじめ」を大人たちが発見することが大切としている。
「いじめ」があったら、すぐに大人に報告しなければならないと教育。
隣の学校の女の子に恐喝されお金をとられたという。
報告書をかく女の子。
被害の様子を徹底的に聴取。
それから、加害者の聴取。
反省文をかき、お金を返してきたという。
生徒がいじめを報告してくれてこそ、解決することができると教師。
生徒の中へ入っていく教師。
家出した子供の行き先をきく教師。
上級生から学校に来るな! と脅されて家出したという。
生徒から「インターネット・カフェに立ちよっている」と情報をえる。
一番早く登校する生徒指導の教師。
「いじめを見たときどうしますか?」などと、教師は生徒に気安く話しかける。
風紀委員の生徒も校門にいっしょに立っているという。
規律チェックシート。風紀委員がマイナスをつけて渡す。
一定をこえた生徒たちは、奉仕活動をさせられるという。
プラスの点数をつけることもある。
それは「いじめ」の報告をしたとき、プラス点。
マイナス点を消すことができる。
「いじめ」報告ポストというものもあるという。
マイナス30点で学校の掃除。
マイナス60点で、地域の福祉。
かつて、この学校で。
「告げ口」をしたとトイレで4時間の暴行……。全治二カ月。
--事件から受けた心の傷は完全にはいえてはいないという。
ソウル地検に加害者と親を訴えたという。
--最初は殺人未遂だったのに、起訴さえされず、子供たちのことと……。
相手から一切の謝罪もなかった。
それで、市役所のインターネットに訴えたという!
インターネットで爆発的な反響。
テレビでも取り上げられ、国民の関心事に。
司法当局へ送られ、加害者の子供は罰せられた……。
そして、いじめ撲滅の市民運動へ。
大きなうねりとなり、国会を動かす。
【学校暴力予防及び対策に関する法律】
学校暴力の現場を見たり
その事実を知った人は
学校など関係機関にそれを
即時 申告しなければならない。
2005年から、国をあげて、いじめ対策をおこなっている。
一般の中学生の反応は複雑、
「仕返しをされるのが怖い」など。
匿名のアンケート調査をおこなうことしているという。
加害者の子供は被害者の子供がいったのか?
匿名のアンケート調査をしたからだよ。
情報源は複数あるんだよと教える。
そして「いじめ」についての授業をしているという。
いろいろなケースで、次の4つのどれかを生徒に質問する。
1 身体的暴力
2 言語的暴力
3 なかまはずれ
4 非暴力
宿題をさせるのは、身体的暴力にも言語的暴力でもあるという。
「嘲笑う」のは暴力で、非暴力ではないという。
「正義」の暴力は○か×か?
答えは×。
--どうして、「正義」だとわかるのか?
どちらか片方から見れば、「正義」だけど、反対からみれば正義ではない。
だから、法があるのよ。
君たちは他人を処罰する権利はない。
身近な大人に、外では警察、学校では教師に報告しなさい。
【学校暴力対策自治委員会】を設立。
暴力事件がおきる。
何度もかかわり、和解させたという。
【ペウントチキミ(学校を守る人)】
2005年から試験的に韓国政府が行なっている。
元警察官が学校を巡回しているという。
【元被害者の母・いじめの相談をする】
いじめの加害者との会話は録音したほうがいいですよ。
亡くなった少女のトレーナー。
暴行をくわしく書き残していたという。
4年間いじめられて、親にも学校にも言えなかったという。
父の誕生日にはケーキを買ってくれるいい娘でした。
警察と学校が共同で、「いじめ」対策をする。
【再放送】
5月28日(月) 24:10~25:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・カナダの試み[再]
5月29日(火) 24:10~25:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・アメリカの模索[再]
5月30日(水) 24:10~25:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・韓国の取り組み[再]
6月1日(金) 18:10~19:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・カナダの試み[再]
同日(金) 19:10~20:00
NHK衛星第一 世界はこうしていじめと闘う・アメリカの模索[再]
同日(金) 20:10~21:00
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大人たちよ 逃げるな
いじめにはルールと罰を
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