磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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ジャン・リュルサ世界の歌-核時代への警告と生命の賛歌-

2008年05月08日 | 読書日記など
『ジャン・リュルサ世界の歌-核時代への警告と生命の賛歌-』
   ジャン・リュルサ(タピスリ)/文渓堂1996年

解説=美帆シボ
構成=有原誠治

大き過ぎて全部を、スキャンできませんでした。



表紙・絵 平和の中で栄光に輝く人間。


帯に書かれてあります。下「」引用。

「美帆シボ(フリーランス・ライター)
 本の製作中、思いがけない発見もありました。『大いなる脅威』という作品の中に「HIROSHIMA」という文字を見つけたのです。それは今まで、シモンヌ夫人も気づかなかったリュルサのメッセージでした。」
「ジャン・モニエ(アンジェ市長)
 ヒロシマとナガサキという狂気から教訓を引きだしたリュルサは、芸術という世界共通の言語によって、希望のメッセージを私たちにたくしました。」

『世界の歌』下「」引用。

「現代の脅威だけでなく、喜びや希望も語る『世界の歌』の制作を考えはじめたのではないでしょう。」

「核弾頭を落とす鷲」下「」引用。

「鷲がはなつ核爆弾に注目しましょう。広島に投下された原子爆弾は、高度580メートルで炸裂しました。それは地上より空中で爆発した方が、爆風や熱線の被害が大きくなるからです。しかも、放射能は原爆を投じた鷲の全身もつらぬいています。核戦争では、加害者も被害者になります。」

「放射能をまきちらす野牛」下「」引用。

「17世紀初めに絶滅したというわれるオーロックの登場。この野牛が天から地上にそそぐ汚物や精液は、放射性物質です。古代ギリシャでは、はどめのきかない暴力の連鎖反応を、雄の野牛にたとえました。より強力な核兵器製造を競う人間への批判です。」

「ジャン・リュルサの生きた道」美帆シボ・著が掲載されています。下「」引用。

「母方の祖父は軍人で、ドイツとの戦争で片方の足を失い、何度も負傷しています。」

そして、療養生活を送ったという。下「」引用。

「戦争中に2回療養生活を送ったリュルサは、その間に石版画を試み、またタピスリ用の下絵をかいて、母親にそれをカンバスに刺しゅうしてもらまいした。」

この作品が生れる時代背景。下「」引用。

「『世界の歌』の制作にかかる前の年、ラッセルとアインシュタインが原水爆戦争の危険を各国の首相に訴え、また1957年には、核兵器のおそろしさと科学者の社会的責任を強調して、パグウォッシュ会議で開かれています。」


日本を代表する祗園祭でも、タペストリーは有名ですね。

ユダヤの物語が描かれているものもあるそうです。

新しい山鉾をつくろうとされている人たちもいるそうです。

平和を訴える山鉾が登場したらいいと思います。

祇園祭りに潜むイスラエルの影








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