『放射性物質から身を守る食事法-いたずらに恐れず、安心して生活するための知恵-』
富永国比古・著/河出書房新社2011年
図書館の説明文。下「」引用。
「放射性物質の害を最小限におさえるには、どんなものを食べ、なにを心がけるべきなのか? 体内に入った放射性物質を解毒し、体外へ排泄するには、どんな食事をすればいいか? 福島県在住の医師が「穀菜果食」を提唱する。」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/87/afe5092547ed61fc976a32af0d3e3d85.jpg)
郡山市……。下「」引用。
「2011年3月11日。福島県郡山市にある私のクリニックで、午後の診療が始まってまもなく、今まで経験したことのない、長時間にわたる大きな揺れを感じました。
コンピューターは机の上から転げ落ち、医学書やファイルボックスがバラバラと落下しました。とっさに待合室にいた患者さんに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声をえけ、入り口のドアを開け放ちました。
外に出てみると、隣接する高層ビルが、ゆさゆさと揺れているではありませんか。
ただならぬことが起きているのだと直感しました。しばらくして、テレビをつけると、同じ東北の地に津波が押し寄せている映像が飛びこんできました。そして、茫然と一夜を過ごした翌日、福島第一原子力発電所の事故の一報が入ってきたのです。
恐れていた事態が起きていることを知り、愕然としました。-略-」
「緊急出版」 下「」引用。
「われわれ福島県人は、広島、長崎に次ぐ、第三の被ばく者になりました。今は「忍耐と希望」の時です。
福島県外にも、放射性物質の悲惨に対する恐怖は広がっています。このような状況のなかで、私は、放射線被曝の影響をもっとも小さくする手だてはないかと考え始めました。内外の医学文献を必死の思いで読み、友人、知人の大学教授、医師たちから情報を集めました。
それを、このたび「緊急出版」というかたちでまとめさせていただきました。放射線被曝に対する恐怖を、多少なりとも和らげていただければ嬉しく思います。-略-」
日本人にとって、第三の被ばくは第五福竜丸ではないでしょうか? そして、東海村JCO事故……。いやいや海外も入れれば、チェルノブイリも、TMIも、いやいやそれだけではない……。いっぱいあるよ!!!
人工放射線=有害?……。下「」引用。
「では、もとから自然界にある放射性物質と、人工的につくり出した放射性物質では、人体に与える影響にかんして、同様のものとしてとらえてよいのでしょうか。
一般的には、「同じようにとらえてよい」と考えられているようです。
いっぽうで、たとえば、内部被曝にくわしい、矢ヶ崎克馬・琉球大学名誉教授は、2011年3月29日付の東京新聞で、「人工の放射線はすべて体に有害。放射線量がすくなくても必ず害が出る」と発言しています。
人工の放射線と自然の放射線では、人体への影響に差があるということでしょうか。
両者を同じようにとらえてよいかどうか不明です。しかし、感情的、感覚的には、自然界にそもそも存在しない物質が体内に入るのは気持ちが悪い、嫌だと思い、不安に感じる人もいるでしょう。」
--この本から離れますが、むかしの本にはよく書かれてあったのですが……。
自然放射能には、宇宙からのもあり、その影響は……。今の人類も受けており、その放射能の量が変われば、遺伝子も変化して、今のようにはなかったかもしれない……。それほどのものですね。そこに、人工のが少量でも加われば、いいわけがないと、そんな感じのことが書かれてあったと思います。
秋月すが子(秋月夫人)。下「」引用。
「彼女は被爆したときに、秋月医師と同じ病院で看護師として働いていました。
彼女は、原爆症による脱毛と皮膚炎を患いしまたが、大事には至りませんでした。
勤務先の病院には、長崎市からの特別な計らいで、十分な玄米と味噌があり、玄米味噌汁を毎日欠かさず患者や職員に提供しました。-略-」
「陽性の食べ物と陰性の食べ物」というのまで掲載されていました。
ファイトケミカル。下「」引用。
「ファイトケミカルは、一般的な意味ですは、体の機能維持(さまざまな代謝)には必要ではなく、摂取しなくても欠乏症は起こりません。しかきし、健康を維持し、病気を予防するうえで、ひじょうに重要な役割を果たしている物質です。
ファイトケミカルは、大きく分けて、ポリフェノール、カロテノイド、イオウ化合物、テルペン類、ベータグルカンなどがあります。-略-」
「白砂糖は、なぜとらないほうがいいか?」 下「」引用。
「ゲルソン療法では白砂糖をとることを禁じています。
その理由は「砂糖は、がんを大きくさせる」からです。
今から80数年前に、ワールブルグ博士は、「がんと正常細胞の代謝(生体内の化学反応)のちがい」を発見し、ノーベル賞を受賞しました。-略-」
「フコイダン--ストロンチウム90を排出」 下「」引用。
「フコイダンは、昆布、ワカメ、モズクなどの海藻にふくまれるヌルヌル成分です。糖の一種「フコース」に硫酸基(りゅうさんき)が結合したものが多数連結したものです。
1968年、カナダのモントリオールにあるマッギル大学のスコリーナ博士のグループは、「放射性物質の降下物の、人体への影響を現減させる手段」を研究していました。
この研究のなかで、同博士のグループは、海藻類に多くふくまれる「アルギン酸ナトリウム」が、放射性物質のストロンチウム90(炉心溶融で漏出する物質)と結合し、これを体外に排除してくれる作用があることを突き止めました。-略-
フコイダンには、がん細胞を自滅させる「アポトーシス誘導作用」と同時に、免疫賦活作用があることもわかっています。-略-」
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目 次
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富永国比古・著/河出書房新社2011年
図書館の説明文。下「」引用。
「放射性物質の害を最小限におさえるには、どんなものを食べ、なにを心がけるべきなのか? 体内に入った放射性物質を解毒し、体外へ排泄するには、どんな食事をすればいいか? 福島県在住の医師が「穀菜果食」を提唱する。」
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郡山市……。下「」引用。
「2011年3月11日。福島県郡山市にある私のクリニックで、午後の診療が始まってまもなく、今まで経験したことのない、長時間にわたる大きな揺れを感じました。
コンピューターは机の上から転げ落ち、医学書やファイルボックスがバラバラと落下しました。とっさに待合室にいた患者さんに「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声をえけ、入り口のドアを開け放ちました。
外に出てみると、隣接する高層ビルが、ゆさゆさと揺れているではありませんか。
ただならぬことが起きているのだと直感しました。しばらくして、テレビをつけると、同じ東北の地に津波が押し寄せている映像が飛びこんできました。そして、茫然と一夜を過ごした翌日、福島第一原子力発電所の事故の一報が入ってきたのです。
恐れていた事態が起きていることを知り、愕然としました。-略-」
「緊急出版」 下「」引用。
「われわれ福島県人は、広島、長崎に次ぐ、第三の被ばく者になりました。今は「忍耐と希望」の時です。
福島県外にも、放射性物質の悲惨に対する恐怖は広がっています。このような状況のなかで、私は、放射線被曝の影響をもっとも小さくする手だてはないかと考え始めました。内外の医学文献を必死の思いで読み、友人、知人の大学教授、医師たちから情報を集めました。
それを、このたび「緊急出版」というかたちでまとめさせていただきました。放射線被曝に対する恐怖を、多少なりとも和らげていただければ嬉しく思います。-略-」
日本人にとって、第三の被ばくは第五福竜丸ではないでしょうか? そして、東海村JCO事故……。いやいや海外も入れれば、チェルノブイリも、TMIも、いやいやそれだけではない……。いっぱいあるよ!!!
人工放射線=有害?……。下「」引用。
「では、もとから自然界にある放射性物質と、人工的につくり出した放射性物質では、人体に与える影響にかんして、同様のものとしてとらえてよいのでしょうか。
一般的には、「同じようにとらえてよい」と考えられているようです。
いっぽうで、たとえば、内部被曝にくわしい、矢ヶ崎克馬・琉球大学名誉教授は、2011年3月29日付の東京新聞で、「人工の放射線はすべて体に有害。放射線量がすくなくても必ず害が出る」と発言しています。
人工の放射線と自然の放射線では、人体への影響に差があるということでしょうか。
両者を同じようにとらえてよいかどうか不明です。しかし、感情的、感覚的には、自然界にそもそも存在しない物質が体内に入るのは気持ちが悪い、嫌だと思い、不安に感じる人もいるでしょう。」
--この本から離れますが、むかしの本にはよく書かれてあったのですが……。
自然放射能には、宇宙からのもあり、その影響は……。今の人類も受けており、その放射能の量が変われば、遺伝子も変化して、今のようにはなかったかもしれない……。それほどのものですね。そこに、人工のが少量でも加われば、いいわけがないと、そんな感じのことが書かれてあったと思います。
秋月すが子(秋月夫人)。下「」引用。
「彼女は被爆したときに、秋月医師と同じ病院で看護師として働いていました。
彼女は、原爆症による脱毛と皮膚炎を患いしまたが、大事には至りませんでした。
勤務先の病院には、長崎市からの特別な計らいで、十分な玄米と味噌があり、玄米味噌汁を毎日欠かさず患者や職員に提供しました。-略-」
「陽性の食べ物と陰性の食べ物」というのまで掲載されていました。
ファイトケミカル。下「」引用。
「ファイトケミカルは、一般的な意味ですは、体の機能維持(さまざまな代謝)には必要ではなく、摂取しなくても欠乏症は起こりません。しかきし、健康を維持し、病気を予防するうえで、ひじょうに重要な役割を果たしている物質です。
ファイトケミカルは、大きく分けて、ポリフェノール、カロテノイド、イオウ化合物、テルペン類、ベータグルカンなどがあります。-略-」
「白砂糖は、なぜとらないほうがいいか?」 下「」引用。
「ゲルソン療法では白砂糖をとることを禁じています。
その理由は「砂糖は、がんを大きくさせる」からです。
今から80数年前に、ワールブルグ博士は、「がんと正常細胞の代謝(生体内の化学反応)のちがい」を発見し、ノーベル賞を受賞しました。-略-」
「フコイダン--ストロンチウム90を排出」 下「」引用。
「フコイダンは、昆布、ワカメ、モズクなどの海藻にふくまれるヌルヌル成分です。糖の一種「フコース」に硫酸基(りゅうさんき)が結合したものが多数連結したものです。
1968年、カナダのモントリオールにあるマッギル大学のスコリーナ博士のグループは、「放射性物質の降下物の、人体への影響を現減させる手段」を研究していました。
この研究のなかで、同博士のグループは、海藻類に多くふくまれる「アルギン酸ナトリウム」が、放射性物質のストロンチウム90(炉心溶融で漏出する物質)と結合し、これを体外に排除してくれる作用があることを突き止めました。-略-
フコイダンには、がん細胞を自滅させる「アポトーシス誘導作用」と同時に、免疫賦活作用があることもわかっています。-略-」
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