磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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どうして? 学研の新しい創作

2010年07月08日 | 読書日記など
『どうして? 学研の新しい創作』
   早野美智代・作/山野辺若・絵/学研1998年

どうも、ボクと主人公は生き方がちがいますね。



表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「ぼくのクラスに、カンボジアから
トラン君が転校してきた。
トラン君となかよくしようと
思っていたけど、
とっくみあいのけんかを
してしまった。」

「どうして?」ということを残してトラン君は行ったという。しかし、ラストはこんな感じではない。

バスの中にいいると、ガイジンたちが……。下「」引用。

「「外国人だからのせないんじゃいのに。だれかちゃんと説明してあげればいいのに」
ぼくのそばで、女の人がそっとつぶやいた。-略-」

ドアにむかって、「ニホンジン、ズルイ!」といったという。

外国人が日本語をまちがったとき、わらったのがよくないと……。

--転校生がやってきた、その中にあの外国人たちの一人が……。それがトラン君。

トラン君が弟を一個といった。吉本みたいなことをいって笑うクラスメート。

友だちになったトラン君と主人公。

インコいなくなり、それがトラン君のせいだと責めるクラスメート。

インコを飼うなら、オバネをきって飛べないようにしておくのが常識なのにしなかった教師の責任では?

--暴力のケンカをするトラン君と主人公。

日本語のできないトラン君の母は、学校のプリントが読めない。それで工作ののりがないトラン君。友達から借りなさいという先生。しかし、友達いないというトラン君。

転校するトラン君、ランドセルに手紙をいれる主人公。
トラン君は翌日にそれを見る。雨のなかをずっと待った主人公。
そして、仲直り……。

「仲良く」しないといけないことはない。

無理にそんなことをしようとしたら、ケンカになるだろうなあー。

「仲良く」はしなくていいけど、「困っている人」は助けてあげないと……。

何か、きちんと教育されていませんね……。

「仲良く」より、人間として大切なことはいっぱいあるとボクは教育されましたね……。








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