『ヒロシマの聖女』
清水昭三・著/神無書房1970年
「聖女」などとタイトルについていますが、キリスト教とは無関係です。どこが聖女なのか、まったく理解できない、妄想的なお話でした。ボクには性差別さえ感じる本でした……。
目次
ヒロシマ物語 …………………………3
ヒロシマの小さな女 …………………75
ヒロシマの歌 …………………………145
ヒロシマの聖女 ………………………221
ヒロシマからの第一歩 ………………281
詩がかかれてあるが、ひどい詩だとボクは思う。人権などの配慮が欠けており、やけくその皮肉……。こんなものを被爆された方が喜ばれるのだろうかとボクは驚いた……。しかし、ないとも言えないのが現実かもしれない……。
「あとがき」に書かれてありました。下「」引用。
「なぜ、ヒロシマを書くのか、と問われるなら、わたしは人間だから書くのだとしか言えぬのだ。被爆体験者だからとか日本人だからとかいうようには言えぬ。それは被爆体験者ではないから言えぬ、というようなものではまったくない。」
被爆体験のない著者……。
支配者の論理、どんなにひどい立場になっても、支配者の論理でいられる人……。
あの体験をして、そんな論理で生きているなら、もっと違った生き方をしているような気がボクにはする……。
ボクも被爆体験はないが、人間なんて曖昧なことはいわない。
平和を願うために書いている……。
人間以外で小説をかいたものがあるなら、読みたいとも思う……。
そして、こうも書かれてある……。下「」引用。
「さいごに、御高配をいただいた椎名麟三氏、井上光晴氏をはじめ、月刊『社会党』の鶴崎友亀・大久保忠男両氏と『三文評論』のRR氏に厚くお礼を申し上げる次第である。」
東大の学徒出陣は、うまく表現されていると思いました。
それにしても、歴史的なことは間違っていると思うことが多々ありました……。
原爆を落としたのが、「空軍」と書かれてありましたが、「陸軍」だと思います……。
解釈になれば、もっとひどいともボクには思えました……。
index
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清水昭三・著/神無書房1970年
「聖女」などとタイトルについていますが、キリスト教とは無関係です。どこが聖女なのか、まったく理解できない、妄想的なお話でした。ボクには性差別さえ感じる本でした……。
目次
ヒロシマ物語 …………………………3
ヒロシマの小さな女 …………………75
ヒロシマの歌 …………………………145
ヒロシマの聖女 ………………………221
ヒロシマからの第一歩 ………………281
詩がかかれてあるが、ひどい詩だとボクは思う。人権などの配慮が欠けており、やけくその皮肉……。こんなものを被爆された方が喜ばれるのだろうかとボクは驚いた……。しかし、ないとも言えないのが現実かもしれない……。
「あとがき」に書かれてありました。下「」引用。
「なぜ、ヒロシマを書くのか、と問われるなら、わたしは人間だから書くのだとしか言えぬのだ。被爆体験者だからとか日本人だからとかいうようには言えぬ。それは被爆体験者ではないから言えぬ、というようなものではまったくない。」
被爆体験のない著者……。
支配者の論理、どんなにひどい立場になっても、支配者の論理でいられる人……。
あの体験をして、そんな論理で生きているなら、もっと違った生き方をしているような気がボクにはする……。
ボクも被爆体験はないが、人間なんて曖昧なことはいわない。
平和を願うために書いている……。
人間以外で小説をかいたものがあるなら、読みたいとも思う……。
そして、こうも書かれてある……。下「」引用。
「さいごに、御高配をいただいた椎名麟三氏、井上光晴氏をはじめ、月刊『社会党』の鶴崎友亀・大久保忠男両氏と『三文評論』のRR氏に厚くお礼を申し上げる次第である。」
東大の学徒出陣は、うまく表現されていると思いました。
それにしても、歴史的なことは間違っていると思うことが多々ありました……。
原爆を落としたのが、「空軍」と書かれてありましたが、「陸軍」だと思います……。
解釈になれば、もっとひどいともボクには思えました……。
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