磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

ソフト・パワー-21世紀国際政治を制する見えざる力- Soft power

2009年07月14日 | 読書日記など
『ソフト・パワー
  -21世紀国際政治を制する見えざる力- Soft power』
    ジョセフ・S.ナイ(著)/
      山岡洋一(訳)/日本経済新聞社2004年

ナチス・ドイツもベルリン・オリンピックなどを利用した……。
--ソフト・パワーといっても、民主主義とは限らないのだ……。



あのファシスト(反民主主義)のブッシュでさえも、人道をカードにという。

そもそも人道というものをカードにする彼が、人道主義者などであるはずがない。

人を馬鹿にしているとしかボクには思えない。

--この著者もそれと変らない人物に思えて仕方がなかった。

マキャベリをとる著者。下「」引用。

「四世紀以上前、ニコロ・マキャベリーはイタリアの諸侯に対して、愛されることより恐れられることの方が重要だと説いた。しかし今日の世界では、この二つを兼ね備えているのが最善である。-略-」

民主主義に別に恐怖は必要ないのではないか?
むしろあっては、民主主義の理念から遠ざかるものだろう……。
--民主主義の理念には「自由・平等・博愛」。
恐怖より、博愛であるべきだろう……。
そして、信頼によって平和は生まれるものであり、恐怖ではない。

ウサマ・ビン・ラディンが正しいというのもファシズム(反民主主義)でしかない。下「」引用。

「過激なイスラム原理主義者の一部がウサマ・ビン・ラディンの行動を支持するのは、金を受け取っているからであも脅されたからでもなく、行動の目的が正しいと確信しているからである。」

プラハにジョン・レノンの像があるという。下「」引用。

「一九八○年、ジョン・レノンが殺された後、プラハにレノンの記念碑が誰が主張することもなく作られた。一周忌には平和と民主主義を訴える行進が全土で行われた。一九八八年、レノン平和クラブが設立され、ソ連軍の撤退を要求した。何年かのうちに、レノンがレーニンに勝つようになった。」

目 次

ヨーコ・オノ、プラハのジョン・レノンの壁にメッセージを書く

ジョン・レノンはニクソン大統領ともある意味戦ったのではないか?
--ならば、ブッシュの力などになるわけがないのでは?

中国でのソフト・パワーも、アメリカのマインド・コントロールの武器ならば、まともな中国人も受け入れないだろう……。

--受け入れるとしたら、おなじムジナの、ファシスト同士だけだろう……。








index



エンタメ@BlogRanking




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。