磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

川とノリオ

2006年06月29日 | 読書日記など
『川とノリオ』
   いぬいとみこ・作/
     長谷川秀平・絵/理論社1982年

・川とノリオ
・トビウオとぼうやは病気です
・キノコの町
・ベーゴマ
・《ネコのひろば》《イヌのひろば》
・休火山
・王さまヒツジの頭は二つ
・ツグミ
・回転木馬と「枯れ木の山」と…



作者は後書で説明されています。下「」引用。

「『空からの歌ごえ』(理論社初版、一九六七年六月)が、こんど愛蔵版になり、題名が『川とノリオ』と変わりました。-略-新しい版になるにあたっては、編集部の日比野茂樹さんと相談の上、「川とノリオ」にはじまる「反原爆」の思いをつづった「トビウオのぼうやはびようきです」「キノコの町」などつけ加えて、九編の作品集としました。」


やはり時代でしょうか。最近ではきかないセリフも出てきます。下「」引用。

「こんど川へなんぞいったら、このおしりにヤイトをすえてやろ……」

そういえば、ヤイトなんてものがありましたね。
ぼくの友達はおしおきでされていましたよ。

ある医療関係者は灸とか針は非科学的といいながら、本人は灸を使っているのを見たことがありました。やはり、医療も算術だなあと思ったものです。そんな人ばかりじゃなく、しっかり科学的に針・灸を研究されて治療にいかされている方もいますね。

しかし、あの時の街を歩くことを想像すると、やはりきついですね。同。

「じいちゃんが、かあちゃんをさがして歩いたとき、くらいヒロシマの町には、死がいから出るリンの火が、いく晩も青く燃えていたという。おりかさなってたおれた家々と、おりかさなって死んでいる火とびとのむれ……。子どもをさがすかあちゃんと、かあちゃんをさがす子どもの声。
 そして、ノリオのかあちゃんは、とうとう帰ってこないのだ。」




児童文学カセットブック6 いぬいとみこ

光の消えた日







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2 コメント

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鱧男さん♪ご無沙汰です! (みっちゃん)
2006-07-01 11:24:54
W杯にスッカリ夢中になっているアタシです(・_・)ノ もぉ~寝不足で・・・・



昨日は水無月でしたが・・召し上がりました?♪ 雨漏り師匠が気にしてましたぁ~



これから鍼灸行ってきます!(^^;)ヾ
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ワールド・カップはドイツかな? (磯野鱧男)
2006-07-01 19:02:41
優勝しそうとボクは思っています。



水無月は黒糖が美味しかったです。



体調をくずす時期なので、お体を大切に。m(_ _)m
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