磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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メリーランド大学カレッヂパーク校 占領軍検閲雑誌目録・解題

2009年01月04日 | 読書日記など
『メリーランド大学カレッヂパーク校
  マッケルゲン図書館東亜細図書部
    ゴードン・W・プランゲ文庫解題
     第I輯 マイクロフィルム版
       占領軍検閲雑誌目録・解題
         -昭和20年~昭和24年-』
          奥泉栄三郎・編/雄松堂書店s57年

昔のアメリカには理性のある人がいたんだと思います。公的な仕事として、まじめに検閲していたら、やはり資料は残しておきたいものでしょう……。



■目 次■

序文
フランク・ジョセフ・シュルマン(マッケルデン図書館東亜図書部長)……(vii)
編者序文……………………(xi)
謝  辞……………………(xv)
第1部 プランゲ文庫と本書の利用法……………………(1)
第2部 占領軍検閲雑誌基本目録…………………………(61)
第3部 誌名別冊数・コマ数早見表………………………(441)
補遺 (1)占領下の極右・極左事前検閲雑誌……………………(512)
   (2)占領下事前・事後検閲雑誌都道府県別統計……………………(526)
   (3)発行年度別統計……………………(530)


著者は、昭和49年より、メリーランド大学図書館司書。

占領軍当局にる検閲されたものが、延べ30メートルほどあるという。
もう、何冊とかじゃないのでしょうか?
このような経験がないのでわかりかねます……。

その30メートルには、雑誌約13,000種、新聞紙16,500種(多くは活版印刷でなく謄写印刷)。

さらに、学者の方たちには、公開もされているようです。下「」引用。

「占領時代の文献を日本や西洋の学者の方々に提供できるようにするため、メリーランド大学は可能な限りの努力を続けてきた。」

これほどの記録を残していたとはアメリカの文化の高さに驚きます。

しかし、それがブッシュ大統領に通じるかといえば、関係ないだろうとボクには思えます。

日本にもいろいろな人がいます。

アメリカにはいろんな大学もあるものでする

バーバラ・レイノルズさん関係で、原爆のための図書を集めている大学もあったと思います。

日本よりも文化のレベルが高いと言われても、ボクは否定できません……。

そして、気に入らないものは焚書坑儒したナチスのような人たちは、やはり野蛮人としか思えません……。








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