磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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サダコ 「原爆の子の像」の物語

2006年05月16日 | 読書日記など
『サダコ 「原爆の子の像」の物語』
   NHK広島「核・平和」プロジェクト/
     日本放送出版協会2000年

この「原爆の子の像」の運動は、
友情によって作られていったというのが
いいですよね。



佐々木禎子は、世界でもっとも有名な被爆者といわれています。

ロシア・ハバロフスクの「オリガミ・クラブ」は、
子どもたちの折り紙の愛好会である。
サダコのことも語られているという。

オーストリアの作家カール・ブルックナーもサダコを書いてる。

ネットサーファンしても、外国でもサダコのことが書かれてあるという。

全世界の人たちから、千羽鶴が送られてくるという。

サダコは無傷であったが、爆風に三メートル以上吹き飛ばされたという。
それから黒い雨に打たれたという。

第五福竜丸の事件が発覚する。

級友は竹組「団結の会」というを作った。

この像はお地蔵さんをつくろうというのだったみたいだ。「」引用。

「どうか皆さんの運動を校長先生にお願いして全校的、全国的におし拡げ、徳川時代の世の母たちの悲願が地蔵様を生んだ様に是非「原爆の子の像」が出来上る様がん張って下さい」

エレノア・コアは世界的ベストセラー『サダコと千羽鶴』を書いた。

佐々木貞子の死から二年半が経った昭和33(こどもの日)
「原爆の子の像」の除幕式が行われた。
映画『千羽鶴』のラストシーンには、このときの模様を撮影されたという。

原子物理学者の湯川秀樹博士から寄贈された鐘が吊るされたという。
御影石の碑文。同。

「 これはぼくらの叫びです
 これは私たちの祈りです
 世界に平和をきずくための」

アメリカのロスアラモスの子どもたちが、
大人たちの妨害はあるけれど、
「子どもの平和の像」をつくるところが、
感動的です。



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