磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

この子らに未来を-----核兵器のない平和な世界をめざして-----

2008年02月09日 | 読書日記など
『この子らに未来を-核兵器のない平和な世界をめざして-』
   原水爆禁止のための市民パンフ編集委員会/
     日本生活協同組合連合会1980年

写真の豊富な冊子です。



生き残りだと表現がされていました。下「」引用。

「私たちはみんなヒロシマ、ナガサキの生き残りです。(一九七七年NGOの被爆問題シンポジウムの宣言「生か絶滅か」)」

チェルノブイリ事故の後も同様なことを語られる人たちがいましたね。

ただ運がよくって生き残った我々……。
--これからも運がよく生きていけるのだろうか?

豊かに生きていくための教科書は、地球の人すべてに準備されていないと思います。

だけど、一人当たり4トンの爆弾を準備してくれています。下「」引用。

「いま--核兵器は広島型原爆百三十万発
あなたも四トンの爆薬/核兵器をかかえている
 -略-最近のストックホルム国際平和研究所の報告によれば、現在米ソ両国など、世界の核兵器の総量は六万発以上で、その威力は広島型原爆三十万発分に相当するまでになっています。世界中の人が、一人当り約四トンの爆薬をかかえている計算になります。」

爆弾ではなく、水や食糧、教科書を準備してもらいたい。

その方が地球は平和になり、豊かになることでしよう……。

もちろん平和をつくるための教科書では、今の政治のほとんどが好戦的で愚かであると事実を伝えねばいけないでしょうね。

そして、それを支持しているナチズムの党員のような人たちが大勢いるわけですね。

日本もいつでも持てますね。下「」引用。

「また、インドが核爆発実験に成功し、南アフリカも同様の実験をおこなったのではないかと報道されています。一九八四年までにには、日本を含む二十八の非核保有国が発電用原子炉をもつようになり、つくろうと思えばいつでも核兵器をつくれる状態になるだろうといわれています。」

広島型原爆には実験すらされていませんでした。
--今では長崎型も実験が必要なしで作れるという……。
人工衛星からは放射能を探知することはできないという……。

「一千キロ平和行進」があったという。下「」引用。

「広島-東京約一千キロ、百万人をこえる人々が参加した最初の統一した平和行進は、町から村へ一歩一歩ふみしめながら原水禁禁止を訴えつづけました。炎天下の東京に入った時には、一万人の大行進になっていました。」

数は力という意識は避けてほしい気がします……。

好戦的な人たちが平和をカードにしているとボクには思えることがあります……。

その数のカウントもウソだと批判されてもいます……。戦争をする人たちの手法はとらないで欲しいとも思う……。

核兵器の廃絶と憲法……。下「」引用。

「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有する--日本国憲法前文

日本国内でも守られているとは思えませんね……。








もくじ





エンタメ@BlogRanking



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。