磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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核兵器は世界をどう変えたか[核時代小史]

2007年10月26日 | 読書日記など
『核兵器は世界をどう変えたか[核時代小史]』
    ケシドニー・レンズ(著)/
      矢ケ崎誠治(訳)/草思社1986年

カーター大統領は元軍人だったんですね。『核兵器』は人々の心を破壊しているといっていいのではないでしょうか?




表紙の裏に書かれてあります。下「」引用。

「広島と長崎への原爆の投下は、人類史上かつてない恐るべき核時代の到来を告げた。原爆は人類と世界との新しい関係をもたらしたのである。そしていま、多くの国が核を保有し、宇宙の全面的軍事化に突き進もうとしている。
 著者は、原爆に始まる核兵器開発の歴史と、これにともなってアメリカの指導者たちが打ちだした核戦略の移り変りを簡潔に跡づけながら、それらの戦略がいかに愚かしく、また危険に満ち、むなしいものであったかを明らかにしている。キューバ危機のほかにも一触即発の危機は何度もあったのである。
 人類と核兵器との関わりの歴史を包括的にとらえた本書は、わたしたちの平和な未来を考えるうえで多くの示唆を与えてくれるであろう。」

--レオ・シラード(ハンガリー生れの物理学者)。
ベルリンでアインシュタインと一緒に研究。
1939年、ニューヨークのコロンビア大学で、レオ・シラードはフェルミと実験した。
連鎖反応を起こさせることは可能となった。

--核爆弾を見合わせろ!
多くの科学者、軍人、政治家が兵器としての使用を見合わせるようにと発言。
……いくつかの科学者グループが原爆を日本に投下すべきではないと勧告。
最も強硬だったのがシカゴ大学のノーベル賞受賞者、ジェームズ・フランク博士らのグループ。

1941年、イラクの支配者リザ・シャー・パーレビはヒトラーの側に。
1946年3月2日、イギリスとアメリカは撤退。ソ連は撤退期限を守らず。
トルーマンは、ソ連大使をホワイトハウスに呼び、最後通告。下「」引用。

「もしアゼルバイジャンから撤退しなければ、わが国は原爆を貴国に落とすことになるだろう」と。」

ソ連は、まもなくイランから撤退。

アメリカが原爆を独占していた1945年からの4年間に、対ソ関係は悪化。

カーター大統領。下「」引用。

「第三九代大統領、ジミー・カーターは、核化学を学んでいる。海軍兵学校を卒業したあと、ハイマン・リコーバー提督を補佐して原子力潜水艦の建造計画に取り組んだことがある。またニューヨーク州のスケネクディにあるカレッジで核物理学の講座をとったこともある。」

カーター大統領は軍縮できなかったという。








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