立原えりか 詩のアルバム６ いのり－原爆 II－

『立原えりか　詩のアルバム６　いのり－原爆　II－』
　　　立原えりか・編/島田勝吾・絵/太平出版社1985年

表紙の絵をかかれた人が、詩に絵をつけられています。



■目　次■
水ヲ下サイ　原民喜　　8
死んだ娘　N・ヒクメット　　12
皮膚のない裸群　山本康夫　　12
仮繃帯所にて　峠三吉　　22
墓標　峠三吉　　28
いのり　遠藤春子　　42
燈篭ながし　小園愛子　　46
声なきもの　大平数子　　52
私は広島を証言する　栗原貞子　　54
とまどい　弔慰金によせて　望月久　　58
右手のしるし　佐藤祝子　　64
おばあさん　岡本紀子　　70
無題　田尾絹江　　　72
核実験のあとで　N・ヒクメット　　74
日本の漁夫　N・ヒクメット　　76
　編者あとがき　立原えりか　　82


「編者あとがき」　下「」引用。
「－略－つくりものの映画ではないとても語りつくせない事実をみてしまった人たちの証言が、この本にならんでいます。
　生きのこったものたち、戦争を体験しなかった世代の人たち、つまりわたしたちは、平和のとうとさも原爆の存在もわすれがちです。
　せめて、ヒロシマ、ナガサキを追体験することによって、核のありかたをみまもることをおこたらずにいたいと思います。
　　　一九八五年二月　　　　　立原えりか」

＊この詩集は、小学校の高学年生にもよめるように、一部にふりがなをつけました。
＊用字用語は、作者・訳者のご意向を尊重にしました。
＊住所不明のため、作者・訳者または関係者の収録許可をえられないまま収録した作品があります。お気づきの方は、編集部あてご一報をくださいませ。　太平出版社編集部






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