磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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アメリカ対外関係史-1898~1954-

2009年07月21日 | 読書日記など
『アメリカ対外関係史-1898~1954-
  America's rise to world power』
    F.R.ダレス(著)/田村幸策、春木猛(訳)/
      日本外政学会1958年

アメリカのファシズムを正義と決めつけ、それを肯定したら、その人たちもファシズムではないだろうか……。
--しかし、その当時の人たちが、そのように考えられもしなかったかもしれない……。
そして、今もファシズムを民主主義とする人たちには考えられないことだろう……。



補助金を得ていたという……。下「」引用。

「この草稿を用意するにあたり、オハイオ州立大学から補助金を得られたが、それによって、二人の調査・研究補助員、ジェームズ・P・トーマスおよびジェラルド・E・リディンガーの助力を得ること出来た。著者は、これら二人の本格的助力にたいして、感謝の意を表したい。」

■目 次■
 編集者の緒言  1
 序  6
第一章 孤立主義の伝統  3
第二章 アメリカ、国外に眼を転ず  37
第三章 帝国主義者の冒険  68
第四章 新しい世界的役割  101
第五章 戦争の衝撃  141
第六章 大後進  175
第七章 西方世界の巨人  206
第八章 理想と現実  231
第九章 中立の妄想  265
第十章 挑戦と応酬  294
第十一章 平和の探究  325
第十二章 冷戦  344
第十三章 緊張の拡大  373
第十四章 世紀の中葉  394
 訳者あとがき  421


ジェファソンは海軍をもち、軍国主義の国へ。下「」引用。

「そしてジェファソンは「もしわれわれがわれわれ自身の通商を実施して行く意志があるならば、われわれは海軍国となるべぎである」と言明した。かくて、この若い共和国は、その国家としての存在を始めてから最初の二十五カ年間のうちに、フランスと海軍戦を行い、北部アフリカの海賊にたいして二回にわたり遠征隊を派遣し、一八一二年の戦争で大英帝国と戦うようになった。しかしこれらの場合、その都度米国は独立的に行動したのである。-略-」

その当時は民主主義といいながら、奴隷制度をとっていた……。

インディアンを迫害し、平和主義も迫害していた、イメージだけの民主主義国であった……。








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