磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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J-WAVE  JAM THE WORLD 【広河隆一】チェルノブイリ 電話インタビュー

2006年04月26日 | 読書日記など
J-WAVE  JAM THE WORLD

2006年4月25日(火)放送

【広河隆一】チェルノブイリ 電話インタビュー

ラジオのDJ は
「最近、チェルノブイリの原因に地震があげられています」
のようなことを話されました。

これは少し違います。
「最近」や「近ごろ」ではなく、
かなり前から伝えられていることです。

チェルノブイリ原発の近くの川で、
夜釣を楽しんでいた人たちや、
当日勤務した職員などが告発していました。

本でも出ていたし、テレビ番組でも
伝えられたことでもあります。

地震があったかどうかは、
現地にいた人間なら理解できることだと思います。
何も科学の権威が認めなくとも、
受け入れてもいいのではないでしょうか?


『カッティング・エイジ』のコーナーになり、
広河隆一登場。


【広河隆一】との電話によるインタビュー
あれから20年。
今ではウクライナ共和国。

デイズ・ジャパンの編集長でもある広河。

立入禁止地区のなかを
ずいぶん歩きまわったという。

放射能のレベルは東京の数百倍から
数千倍の場所があるという。

被曝防止の対策は、
一番こわいのは食品。
乳製品などは口にしない。
埃とともに入ってくるので、
マスクをつけているという。

200キロのところでも、
村が消えているという。
放射能がとび、雨がふったところでは、
被害をうけているという。

立入禁止に年寄りがいるのは、
放射能より先に寿命がくるだろうという。

立入禁止地区でなくとも、
今でも街や村が消えていく。
強制退去ではなく、食べられる食物がとれなく
なるなどで、消えていくという。

最初のころは小さな子どもたちの被曝からの
病気がこわかった。

事故後生まれた子どもの病気が、
今問題になっているという。
これは染色体を傷めたという。

補償は切捨てられてきている。
被害者への対策・治療などは
後手後手になってきている。

手当(支援費など)を出さないように、
チェルノブイリはたいしたことがない、
チェルノブイリは忘れようと
行政はしているという。

経済危機の中で、
チェルノブイリどころではなかった
という。


日本の支援は、
大きなものはNGOがやってきた。

日本政府は大変だというと、
日本の原子力政策に影響するので、
チェルノブイリ事故のことは
相手にしなかった。

DJ「二つの断層があり、
小規模の地震があったという。」

きちんとした原因を追及しているのか?

一番有力なのは設計ミス。
20年間たっているが、わけわからないことばかり。
とまったのも、どうしてかわかっていない。

ドーム型の防護施設をつくろうという
計画もあるという。

これも、やがて駄目になるだろうが、
たしにか必要だろう。

支援は薬が必要。
甲状腺ガンの薬は毎日必要だが、
削られてきたという。

抵抗力と免疫をつけないと、
すぐにガンになってしまうので、
ビタミンや食品などが大量に必要。
それと赤ちゃんとおかあさんですね。


チェルノブイリ子ども基金 ホームページ




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