磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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マスコミ市民 2011年 7月号

2012年01月02日 | 読書日記など
『マスコミ市民 2011年 7月号』
   石原さとし・編/日本マスコミ市民2011年

特集名 原発事故 政治とメディアの責任



「メルトダウン」を消した……。下「」引用。

「「炉心溶融」という言葉は、その使用が抑制されていた。1号機の原子炉建屋の水素爆発が発生した翌日の3月13日朝刊には、いっせいに「炉心溶融」という見出しが掲載されたものの、それ以降は、不思議なほど稀になった。代わりに、東京電力の発表などに基づき、燃料棒「損傷」という一般的な言葉が使われた。炉心溶融という言葉が与える不安を回避したと考えられる。-略-
 この点について、大手紙のデスクの一人は「やはり、不安をあおらないよう抑制的な報道をしていた」と指摘する。」

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本当にこれで通用すると思っているところが、この人たちはどうしょうもない人たちだと思える。隠蔽--これで逃げ通せるとでも思っているようだ。きちんとした情報を伝え、まともに避難できたら……などとは考えられない無責任な原子力ムラの住民たち。隠蔽しても、まともに処分されないから、逃げおおせたら、儲けとでも思っているのだろうか?

「マスメディアはもっと能動的な報道を」 下「」引用。

「しかし、総体として、政府や東京電力の発表をそのまま提示する「大本営発表」報道の域を出なかった」

中曽根はデッドコピーの専門家? 彼自身では考えていないようだ。下「」引用。

「中曽根元首相は、「飛行機も便利だが、墜落する」と言いました。しかし原発の場合は、飛行機事故などともまったく違う特別の危険、「異質の危険」があるのです。ひとたび重大事故起きて放射性物質が外に出てしまえば、それを押さえる手立てがありません。被害は空間的にどこまでも広がり、時間的にも長期にわたります。チェルノブイリの事故から25年が経ちますが、放射線被曝による発がんなど事故の影響は現在進行形です。しかも地域社会そのものの存続が不可能になるのです。-略-」

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