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音楽のえほん 10 皮の音 楽器のかがく<打楽器のしくみ>

2011年02月23日 | 読書日記など
『音楽のえほん 10 皮の音 楽器のかがく<打楽器のしくみ>』
   繁下和雄・文/田沢梨枝子・絵/岩崎書店1988年

「森のなかの合図」 下「」引用。

「アフリカのジャングルの奥地には、いまもたいこをことばのかわりに用いている人びとがいます。木や草がうっそうとしげっているところでは、ちょっはなれると、ことばがききとれなくなってしまいます。木や草が、音がつたわっていくのをじゃましてしまうからです。そんなとき、とても大きな音のでるたいこが活躍します。どうやって、たいこがことばのかわりをするのでしょう。-略-」



トーキング・ドラム

日本でも……。下「」引用。

「日本でも、いろんな合図にたいこがつかわれました。忠臣蔵の討ち入りのときのように、むかしの戦争でも、「それ進め!」とか「それ逃げろ!」ということを、指揮者はたいこで合図していました。明示や大正時代の学校では、チャイムのかわりに、たいこがつかわれていたのです。」

「まつりをもりあげるたいこ」

打楽器の「音の高低」のが絵ともに説明されている……。

「音色」 下「」引用。

「たいこの音色は、皮のかたさや胴の形のちがいによって、ことなります。かたい皮は明るい音、やわらかい皮は、やわらかく、すこしくもった音がします。ながい胴は、ふかくこもった音、みじかい胴は、明るくパーンという音がします。」

バチ(たたく物)。下「」引用。

「細くてかたいバチでたたくと、かたい音、太くてやわらかいバチでたたくと、やわらかい音がします。-略-」

「木琴の音の高さ」 下「」引用。

「木琴をうらがえしてみると、中央あたりがくぼんでいます。中央をうすくけずっておくと、この部分がまがりやすく、まえのページでしらべたように振動がおきやすくなり、音がでやすいからです。中央をけずると、音がでやすいだけでなく、それだ木のバネが弱くなるということで、たたかれてそった木がもとにもどる速さがおそくなり、おそい振動になります。それで、ひくい音になるのです。」

トライアングル。下「」引用。

「三角形になると、空気の振動がなかで回転し、空気の振動が外へにげにくく、音がより長くのびます。」

「あとがき」 下「」引用。

「エジプトで発掘された拍子木に、手のもようが刻まれているものがあります。まさに手足の延長としてこれらの楽器があったのです。カスタネットがスペイン語でクリの実を意味するように、生活のまわりにあるもをみんな楽器に仕立てあげました。たたいて音さえでれば、何でも楽器になってしまうのですから、その種類も豊富です。」








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