磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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妖精異郷-アイルランドの妖精ABC- 深夜画廊

2010年09月29日 | 読書日記など
『妖精異郷-アイルランドの妖精ABC- 深夜画廊』
   ピーター・ヘイニング(編著)/
     芳賀倫夫(訳)/国書刊行会1983年

原書名 The leprechauns kingdom



バンシー・死を告げる妖精」 下「」引用。

「Banshee(バンシー)は、アイルランドで最も良く知られた超自然の生きものである。この深夜に訪れる死の死者は、次のように謳われている。-略-
 バンシーは正しくはBan Si とつづる。この「死の貴婦人」は、はるか昔よりアイルランドの家庭に出没していた。彼女は、誰かの死の直前に現われ、啜り泣き叫びながら、死ぬ人間の家族の者にその死を告げる。-略-」

取り換えっ子妖精の子ども」 下「」引用。

「妖精たちが、人間の赤ん坊や幼い子どもを盗んで、かわりに醜い取り換えっ子を置いていくという話は、アイルランドに伝わるとても古く有名な伝承である。実際にこの話は広く人々に信じられており、シェークスピアや(「真夜中の夜の夢」第2幕第1場)、スペンサー(「妖精の女王」第1巻第10編)は、この話を作品に登場させている。-略-」

三大祭……。下「」引用。

「イエイツ氏によゆると、妖精たちには1年に3回大きな祭りがあるという。闘いのための5月の宵祭(メイ・イヴ)。彼が最も陽気な夏至の宵祭(ミッドサマー・イヴ)。冬の到来を悲しみ幽霊たちと躍る万聖節の宵祭(ノヴェンバー・イヴ)。彼らは、rath(ラース)という自分たちの場所を持っていて、祭りの時には皆が一同に集まって騒ぐのだという。-略-」

レプラカーン 驚くべき靴屋の妖精」

プーカ--妖精の馬」

一人暮しの妖精と群れをなす妖精たちがいるという。







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