磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

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アルバ文庫 私のいのちと人生

2007年05月19日 | 読書日記など
『アルバ文庫 私のいのちと人生』
   永井誠一・著/サン パウロ1998年

永井隆博士の息子さんが書かれた本です。それにしても、小鳥の好きな方です。永井一家を小鳥にたとえて書かれてあります。



ボクも小学校のとき「ひよこ」を飼っていました。学校の前で「ひよこ釣り」をしていたものをもらいました。

かなり大きくなったので、外にニワトリ小屋をつくってもらいました。野犬がそれをこわして、むさぼり食べました……。あのときは半日泣きました。

目次 

 はじめに………3
第一部 いのち--少年時代
 一九四五年六月の出来事………14
 母のおしおき………22
 小 鳥………30
 ホールドアップ………32
 大村へ………34
 卒業記念のハト…………42
 母と小鳥をしのんで………57
 見たことのない閃光………65
 生きていた父………78

第二部 人生--小鳥とのかかわり
 ベトナム特派員として………87
 平和のハト………91
 失神したセキセイインコ………95
 変なウグイス? ………104
 ほほえましい二羽………114
 ピーコなぞの怪死………119
 犯行容疑者は? ………123
 ケンチャン、トラックで福岡へ………125
 ケンチャンが急変………131
 メスだったケンチャン………136
 ハルチャン物語………140
 青い鳥………147
 奇妙なおしゃべり………153
 キュウチヤンの涙………158
 ケロヨンを抱える………161
 足音を聞きわける………163
 ハシゴをくぐ抜ける………167
 逆がえり………169
 二対一の交代制に………171
 短期間での死別………176
 なぜ小鳥を飼い続けるの? ………178
 脱毛症にかかったキュウチョウ………183
 チビのラブコール………187
 家族関係がよくなりました………190
 あとがき………192



小鳥のことで、母(緑さん)と口げんかした誠一(まこと)さん。
この想い出はつらいものかもしれません。
けれど、永井隆博士が書き残されたことで、その母の親心を知らされます。

母もつらかった。でも、このままにしておいたら、この子にはよくない。
賢母といっていい緑さん。そして親孝行の誠一さん。
その二人にもそんなエピソードがあったのです。

ただ何となくですごしてはいけないことは、多々あるものではないでしょうか?

長崎に原爆が投下された前後のことも、小鳥として表現してあります。







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