私は、今日が人生最高の日であると心得て生きる。
ではその最高の貴重な一日をどのようにして過ごせばよいのであろうか？
まず第一に、私は自分の人生という中で、過去の幸運のみを浮かべる。
私は、昨日の幸運、昨日の勝利、昨日の喜びなどを思い浮かべる。常に良いことのみを思う。
私は、今日が人生最高の日であると心得て生きる。
ではどのように生きれば良いのか？
不確実な未来の為に、確実な現在を放棄するのは愚かなことである。今日という未知の上に立ちながら、明日の行為をなさせるであろうか。出会うべき好機を期待しよう。喜びごとが、取り越し苦労、持ち越し苦労を消してくれる。
私は、今日が人生最高の日であると心得て生きる。
今日この日が私にとってすべてであり、そして、今、きざまれているこの時が私にとっての「永遠の今」なのである。
私はたった一つの人生しかもっていない。私は、今日の一刻一刻を大切にしなければならない。時間は今日捕まえておいて、明日引き出すというわけにはいかない。私は、今日の一分一分を、両の手で包み込むようにして慈しむ。なぜならそれは金銭的価値を超えたものであるからだ。「金には変えられないもの」、それは人生でもっとも貴重なるものであると心得て感謝する。
私は、今日が人生最高の日であると心得て生きる。
私は時間を無駄にするものに対しては断固として拒絶する。それは本日ただ今こそ、私の愛と偉大さを示す最高の機会であると思って生きる。
私は、今日が人生最高の日であると心得て生きる。
今日為すべきことは、今日の内に済ます。生きている喜びを皆に分け与えよう。
私は、今日の一日を人生最良の日としよう。私は時間を一分一分味わって飲み干し、感謝する。
私は、今日が人生最高の日であると心得て生きる
