「中国の四大霊場とは、」
陳舜臣の著者「五代山清涼寺」には、学ぶべきことが多い。
中国の四大霊場と満州と言う語源をしるす。
中国の四大霊場とは、
山西省にある五代山は、文殊菩薩の霊場
四川省にある峨眉山は、普賢菩薩の霊場
浙江省にある普陀山は、観音菩薩の霊場
安徽省にある九華山は、地蔵菩薩の霊場
満州とは、
清朝を創建した満州族は、古くから文殊菩薩を信仰していた。この民族は十二世紀から十三世紀にかけて、金という王朝を作った女真族の末裔である。だから、はじめは国号を後金と称していた。だが、中国全土を支配する望みを抱いたとき、その名称はまずかった。北宋の徽宗(きそう)を連行して、北地で死なせたり、南宋を圧迫して岳飛と戦った金や女真は、いかにも悪いイメージがある。そこで国号を清としたが、民族名を改めるとき、「文殊の徒」の音を移して、「満州」とした。
であるから、満州とは、実は地名ではなく、本来は民族名である。
陳舜臣の著者「五代山清涼寺」には、学ぶべきことが多い。
中国の四大霊場と満州と言う語源をしるす。
中国の四大霊場とは、
山西省にある五代山は、文殊菩薩の霊場
四川省にある峨眉山は、普賢菩薩の霊場
浙江省にある普陀山は、観音菩薩の霊場
安徽省にある九華山は、地蔵菩薩の霊場
満州とは、
清朝を創建した満州族は、古くから文殊菩薩を信仰していた。この民族は十二世紀から十三世紀にかけて、金という王朝を作った女真族の末裔である。だから、はじめは国号を後金と称していた。だが、中国全土を支配する望みを抱いたとき、その名称はまずかった。北宋の徽宗(きそう)を連行して、北地で死なせたり、南宋を圧迫して岳飛と戦った金や女真は、いかにも悪いイメージがある。そこで国号を清としたが、民族名を改めるとき、「文殊の徒」の音を移して、「満州」とした。
であるから、満州とは、実は地名ではなく、本来は民族名である。