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「新型のコロナ感染症予防対策についての共同宣言」

2022-03-26 07:59:03 | 日本

「新型のコロナ感染症予防対策についての共同宣言」が出されました。 武田邦彦・吉野敏明・大橋眞・矢作直樹・藤井聡・内海聡ら6名による主張と提言について、あなたはどう思いますか?

すでに行動している人々がいることに感動しました。
私がquoraに投稿はじめたのは、職業上の経験から4月頃に似たような方向性、新型コロナの死亡率が低いことを見出したからです。12月初旬発表の人口動態統計の7月までの選択死因別を見て確信しました。新型コロナは日本では5類感染症です。

医師の7割弱「2類相当措置の見直し必要」|医療維新 - m3.comの医療コラム

専門家の中でも『PCR陽性者≒感染者』と『PCR陽性者≠感染者』の2つの意見がありますが、どちらが正しいのでしょうか?に対するSakakibara Yoshihitoさんの回答

日本でヤバいのはすでに歴史上見られない大不況、自殺、癌死亡、老衰、そして、今年死ぬはずだった弱体者の来年以降の死亡です。入院しないままの老衰の増加や介護申請の減少からはコロナで解雇された女性が自宅で介護や家事に当たり失業率には現れていない可能性があると思います。
今は皆さんの多くは不景気の影響を感じていません。不景気の谷は深いほど遅れてくる。だからコロナなどという日本の死亡率には影響がないもので騒ぐ余裕があります。

不景気の谷は深いほど遅れてきた例では、1989年(平成元年)12月を頂点とするバブル崩壊。その影響による就職氷河期は1993年(平成5年)から2005年(平成17年)の長期に亘りました。その間、実は1992年(平成4年)までは株価は2万円前後を一進一退し平成4年9月末12月末に某金融機関の不良債権処理の為に暴落するまで、国民は不景気を実感していませんでした。そこから坂道を転がり落ち有効求人倍率が1未満の就職氷河期に入り、本格的になったのは、1997年(平成9年)の北海道拓殖銀行、長銀、日債銀、山一証券、三洋証券、日産生命の破綻、三井グループの事実上の消滅などの大手金融機関の破綻です。谷底は金融機関の破綻や吸収合併が始まった1997年、這い上がったのが有効求人倍率が1を超えた2005年ですから、頂点から8年、這い上がるまで16年の失われた16年、1990年代と2000年代前半です。

最近の2007年(平成19年)のリーマンショックでは日本はアメリカ合衆国の投資銀行の現物投資のバブル崩壊に巻き込まれなくて済むと思ったら、民主党による円高放置で産業の空洞化が進みました。這い上がったのが2016年以降ですから9年の谷です。円高で谷へ突っ込んだのがリーマン3年後の2010年からです。

この遅れてくる不況の恐怖を記憶している人は少ないのでしょう。
日本では9月時点でも超過死亡ではなく、前年比で国民死亡数は減少しています。
日本は、高齢化を背景に年々死亡者数は増加しています。その増加する回帰直線と比べると、今年は3万人強の死亡減少になりそうです。

皆さんは老人介護や終末期医療の御経験がないのでやむを得ないのですが、人工呼吸器を付ける原因となる感染症はインフルエンザや新型コロナの10倍くらい細菌やアデノウイルス、EBウイルスなどの感染症です。人工呼吸器や臨床工学士が感染症病棟よりも老健施設や療養病棟に多く配置されている理由です。

抗ウイルス薬の承認で年間1万人からコロナ前の2019年で3575人の死亡に減少したインフルエンザや新型コロナ以外の感染症で、7月までに死亡者は5万人以上、昨年は12万人以上の圧倒的な人数が死亡しています。感染症死亡では、インフルエンザや新型コロナは少数派です。

7月までの日本の死因別死亡数です。年間約138万人の昨年の死亡に対して、7/12ヶ月経過の7月時点では約79万人で新型コロナによる超過死亡どころか昨年よりも1万7千人、△2%の死亡減少です。しかし、治療手控えによる来年以降の死亡の増加を懸念させる新生物(主に癌、22万5千人、223人増加)という死因もあります。また病院ではなく自宅で息を引き取る老人も増えているのか老衰も7万4千人で約8%の増加です。

若い女性を中心に昨年同月比増加が7月以降11月現在まで連続増加(増加分は1353人)している自殺の急増も来年以降は問題化していくことでしょう。助かる命、若く将来ある命が新型コロナの人為的なパニックの中で失われていくことは誠に残念です。年間の自殺者は近年であれば約2万人です。

11月自殺、1798人 5カ月連続で昨年比増―警察庁:時事ドットコム

新型コロナ死亡は7月までで957人です。11月の自殺者よりも少ない。
7月までの日本国民の死亡総数79万人のうちの新型コロナ死亡957人です。報道もされず、医療人が会見も開かない、O157などの腸管感染症は1357人、克服されたと勘違いしている人が多い結核は1116人で、細菌類感染による敗血症(DIC、播種性血管内凝固症候群)は5666人、ウイルス性肝炎は1350人、細菌や様々なウイルスによる肺炎(誤嚥性肺炎や慢性閉塞性肺疾患、間質性肺炎は除く、ほぼ感染症による肺炎)は4万7千630人で、去年より1割以上減ってますが新型コロナの50倍以上で圧倒的に多いのです。感染症の扱いが新型コロナにいかに偏って報道されていることか、おわかりいただけるかと思います。インフルエンザは932人死亡で昨年比7割減です。