Qダイジェストはなかなか面白い。特に気が付いた箇所をまとめ寝みた。
参考にしよう。
◎国の借金が増えても国民の借金では無いから大丈夫という論調をよく見るようになったのですが、本当に大丈夫ならそもそも増税する必要など無いのでは?
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国の借金を単なる債権という国民の資産の面だけ考えると見誤ります。債権の対極である生じた貨幣により政府が国民にモノなり仕事なり何らかの取引を行ったら、その貨幣は何らかの形で国民の中で循環し、税金として取られるまで経済の道具として永遠に役立ちます(資産)。これこそ国債という「借金」が生み出す本当の姿なのです。いつ消滅するのか。それは国民の資産を税金という形で吸収し、国債と帳消しにしたとき消滅します。そうです、国債をすべて償還するとなんとすべての民間の資産が消滅することになります。したがって明治維新以来続いてきた銀行制度、税制、政体が始まって以来一度も国債は償還されたことはなく、額面の価値を下げながら連綿と続いてきたのです。財政政策として国債を償還するのは国中に貨幣があふれて物価が上がりインフレが過熱した時こそ貨幣を吸収するための役割なんです。
しかし残念ながら日本は25年以上も続くデフレに悩まされていて、出口が見えない状態になっています。日本国内だけで貨幣価値は存続したかにみえますが、海外諸国は軒並みインフレで本来円高になってそのギャップを埋めない限り、一方的に円の価値は下落します。だがなんと2021年4月6日現在1ドル=110円のレートでむしろ円安の局面です。日本の資産や国民の労働価値がいまや大安売り、喜ぶのは車メーカなど輸出や円安で笑いが止まらない一部の大企業だけなんです。
財務省や自民党公明党政権はこの状態を放置し、デフレを解消する唯一の方策である財政出動を「国の借金」という魔法の言葉をマスコミと一緒になって繰り返し、ただでさえ緊縮脳の多数の日本人を最悪の選択肢である貯金と増税へと追い込み、日本の財産である中小企業を潰し、米国や中国が日本を買いあさるのに絶好の状態へと導くことでしょう。意識の高い人たちはこれを「国賊」と呼びます。
◎国の外交は日本に対してだけでなく多くの国からも信用されなくなってきていると思われますが、韓国がこのような外交的な態度をとるようになった原因は何ですか?
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嘘のつじつま合わせが出来なくなった。というか自分達で吐いていた嘘を真実だと信じ込んでしまったがゆえに自家中毒になってしまったというべきでしょうか
今のムン政権よりずっと前、朴正煕大統領の頃から韓国では『自分達は素晴らしい、世界に誇る民族』だと熱心に学校教育してきました。いわゆる自民族優越主義 に基づく民族史観です。ところが、そのための根拠は針小棒大どころか全くの空想も多かったのです。
幼児期における学校教育という物は「常識から世界と自分のつながりを学習する」ものです。そこに虚偽が混ざるとどうなるでしょう?
出来るのは韓国以外では理解されないファンタジーな精神世界です。
日本統治時代に常識を学んだ方、その方から直接教育を受けた世代 それらの方々が現役で韓国の実務を行っていた時期は韓国も世界の常識と大きな齟齬はありませんでした。
ですが上記の方々が引退して国家の実務を自民族優越主義に浸透した世代が受け持つ頃から変わってきます。当然ですね新人世代は全員洗脳教育済なんですから悪くなる事はあっても良くなる事はありません。
それでも韓国と諸外国の窓口である外交部や軍部は諸外国との付き合いがあるので外部からの情報と部内教育の成果で齟齬を目立たせませんでした。
まぁ、実に韓国人らしい韓国政治家のパフォーマンスで「なんだこいつら」って思われる事は多々ありましたけどね
ところがそんな韓国の恥の防波堤であった外交部の実務者たちは媚中従北政権であるムン政権にかわった瞬間、積弊の撤廃という名目の粛清の嵐が吹き荒れました。
実務者の多くはムン政権が自由に外交を行う為の障害として部署を離され降格され実務に触れることが出来なくなりました。
韓国以外の国では民族史観に基づく韓国の常識は通じないどころか忌避されるのが当たり前という現実を知る者が居なくなったムン大統領と外交部の暴走の始まりです。
◎北海道の広い土地に何故米軍基地を作らなかったのですか?
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既に皆さんがお書きになっていますが、米軍は日本中どこにでも基地を置けます。そう考えると広大な北海道に米軍が常駐する基地がないのは確かに不思議です。
米国にとって日本の米軍基地はロシア、中国、北朝鮮などの仮想敵国から自国を防衛するための最前線です。当然練りに練った防衛戦略があり、それに沿って基地も配置されているはずです。そして、「仮想敵国」のみなさんは米軍基地配置を、その防衛戦略を読み解く鍵と考えるはずです。
この文脈での「北海道に米軍基地がない」ことの意味ですが、一番強烈なのが「いつでも好きなときに核が使える」ではないかと思います。これは米軍の常駐部隊がいる場所では米国内世論が怖いのでできません。逆に、常駐部隊をおいても不思議ない場所においていないということを深読みしていくと、必ずこの仮説にぶち当たるはずです。
この仮説にたてば、侵略軍は自衛隊を潰走させ、苦労して上陸してきても、いつ「一発ドーンとくる」か分かりませんので、侵略することそのものに慎重にならざるを得ません。核使用で怖いのはカウンター攻撃ですが、敵国の領土で使うのではなく同盟国内で使用するので、この場合、米本土へのカウンター核攻撃もやりづらいでしょう。
つまり、北海道にわざと米軍基地をおかないことで、北海道侵攻に対する抑止力にしている、というのが私の妄想です。
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◎四次元空間に人が入るとその人はどうなりますか?
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勘違いされている方が多いようですが私たちの住んでいる宇宙が四次元空間なのですよ。この地球もあなたの今いる部屋の中も四次元空間です。
奇異に聞こえましたか?アインシュタインの相対性理論では四次元空間が出てきますが、相対性理論は決して宇宙のはるかなたのどこか遠いところ、あるいは我々の住む世界とは全く別の世界のことを言っているのではなく、私たちの住む宇宙の性質についての理論ですよね。ただ、通常の私たちの生活では時間軸の影響が少なく縦横高さだけの3次元で十分な精度の近似ができているということにすぎません。
宇宙のどこでも時間の進み方や長さを図る物差しが同じではなく、現象の起こる場所によって時間の進み方や長さが変わることを認めないと説明できない現象がいくつか発見されています。それを統一的に見やすく記述するには縦横高さの3次元に時間を加えた四次元空間(四次元時空)として考えなければならないというのが相対性理論の主張するところだと思います。
四次元空間に人間が入るとどうなるか、答えは「何も変わらない」です。なぜならば我々はいま四次元空間の中にいるから、ということになります。