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サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2012.1.1(1)全日本女子決勝 INAC神戸対新潟

2012-01-24 00:07:43 | サッカー

2011年は震災や自然災害といった、生活に直結した災厄が起こり人間一人の力の小ささを実感させられた1年だった。僕はスポーツ好きの端くれとして、人と人の繋がりの力を感じて暮らしてきたつもりだ。スポーツ自体が、人と人とのルールある競争。そして、競技が終われば互いの力を称え合う。人は一人では微力だが、集団となれば大きな力となる。そして、人は自然の中で生かされている、そんなことを感じた一年だった。

2012年が始まる。どんな一年になるだろう。多くの方々が笑顔で過ごせるだろうか。そして、スポーツはその笑顔のそばに居られるだろうか。そんな事を考え、願いつつ、今年も元日、国立競技場に来られたことに感謝。熱い闘いに感謝。元日にこの大会を見るのも、あと数年かもしれないが、僕は結構気に入っている。国立のバックスタンドから見た、新宿副都心、ビル群の向こうの澄み切った空。さあ、始まる。女子サッカー、日本一を決める闘いが。世界一の座に就いた、日本の女子サッカーが、今年も始まる。

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2012年1月1日(日・祝)10:30キックオフ 第33回全日本女子サッカー選手権大会 決勝 INAC神戸レオネッサ対アルビレックス新潟レディース 東京・国立霞ヶ丘競技場 主審:深野悦子 副審:千葉恵美 大畠千枝 4審;新川里佳子 観客数:20,977人 公式記録

 

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【神戸】GK1海堀 DF5近賀 2甲斐 4田中 6那須 MF8澤 13南山(79分14米津) 7チ・ソヨン(86分16クォン・ウォンソム) FW11高瀬 9川澄 10大野 控え:GK18久野 MF19中島 20高良 

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【新潟】GK1大友 DF11口木 23中村 4東山 2山本 MF5川村 20阪口 24佐伯(65分26平井) 25上辻(65分8大石) FW9菅澤 10上尾野辺 控え:GK21諏訪 MF16斎藤 19児玉

神戸の攻撃は9川澄と10大野が2トップ気味に構えながら、7チソンヨンが中に入っていく攻めが多かったように思う。そのことで空き気味になった左ハーフの位置にSBの6那須が上がってくる、という流れ。

21分、INAC10大野がフリーで抜け出しかけるも、新潟DFの戻りが早く決定機には至らず。

30分過ぎのINACは新潟右SB11口木の上がった後のスペースを狙っているか。裏を獲りに行く。

39分、新潟10上尾野辺とINAC4田中がバッティング。両者負傷。テーピングでアタマがぐるぐる巻きだが、それでも闘う。

先制はINAC。43分、左からのパスに13南山が合わせて1-0と先制。ATが2分経って、前半は終了。

後半に入って50分、新潟DFのクリアが中に入ってこぼれ玉をINAC11高瀬がボレーで決め2-0とリードを広げる。

さらに69分、INACは左クロスにテーピングを巻いた頭で、4田中が押し込んで3-0とする。

試合終盤にはINACサポーターは14米津のチャントを連呼。結果的には79分に14米津が登場。長年チームを支え、この試合で引退する米津の功績、愛された過去が分かる気がした。

試合はINAC3-0新潟で終了。ほとんど新潟のことを書いていないのは、悪意でもなんでもなく、それだけINACの試合だったということ。もっとじっくり新潟レディースについては、学んでみたいので改めて観戦してみたいところ。

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