思うままに雑然と。まとまるかな?
大分トリニータの経営危機。Jリーグの姿勢は正直イイのか?と思う。去年のフェルナンジーニョ加入の辺りから、何か変だな(後だしジャンケンだがね。)とは思っていたんだが、こういった運転資金にも不自由する状況になるとは。2003~2004辺りにコンサドーレも経営が危なくなった過去(今だって楽じゃないがね。)があるから何となく情緒的には判るような気もするが、トリニータ自体が存続するかどうか、という状況までなるとは。
そして、地域リーグやJFLにJを目指すクラブが多く存在する現実。
金に糸目を付けなくても、「上がってしまえばどうにかなる」という考えを認めてしまったようなもの。本来なら「地域やその地域に愛着のある人々の支え」で成り立っていくのがJリーグの制度設計だったのではないか? Jリーグ側やJFA側が「ここでチームを潰すのは印象が悪い」、という感覚で融資を認めたんだろうか? 上がる査定をもっと厳しくしないといけないはずなのに、果たしてそうなっているのだろうか?
正直、横浜フリューゲルスの時にも「なぜ一番下のリーグからやり直さないんだろう」と思ったことは有った。現実的には難しいハナシだが、その方が「地力」を付けるには良いんじゃないか、と今でも思う。本当にその地域に愛されるチーム、ってそうやって出来たり(力を)計られるものなんじゃないのかな?
コンサも移転型のチームだから、歯がゆくもあり、なんらかの物足りなさを感じるところだ。
下部リーグから這い上がる過程をサポーターが体感していないから。
特に2008年の昇格の際、減資、という禁じ手を使ってしまった事も、コンサに対して自分が少し醒めた要因の一つではある。持株会会員としては反対したんですがね。
だから「特例措置」とかそういった類の言葉を聞くと、軽い拒否反応を示しちゃうんです。
そういう意味でも静岡FCと藤枝何とかの流れもちょっと首を傾げてしまうんです。藤枝の街から自発的に起こった動きだったらこんなことにはならないと思うんだけど、どうだろう?
共に流した汗、だけじゃなく、共に過ごした日々も、苦労もきっと大事な財産になると思うんだけどね。クラブライフ、って言うモノがあるならきっと。すべきじゃない苦労なんてないのかもしれない、と自戒も込めつつ。