ryonagaの「通勤準急スタジアム行き2」

サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2008.9.21(2)高円宮杯 札幌対前橋育英

2008-09-27 01:31:55 | サッカー

俺の個人的な意識を言えば、札幌が勝って当然、と舐めた気持ちで見ていた。

関東プリンスで見た試合もそれほどパッとしない印象だった(FC東京ユースとのリーグ最終戦だからメンバーを落としていたのだろうか?)ので、恐るに足らずと思っていた。関東7位、という数字も災いして。

選手や監督にはもちろんそんな意識は無いだろうが(こういうとき、インタビューできる記者はイイなぁと憧れる。)、まさか負けるとは・・・ 関東地区の底力、見せ付けられたかな。

Img_4297

【札幌】GK1曳地 DF2打矢 15鈴木健 4熊澤 3松本 MF8鶴野 6佐藤 13鈴木巧 5上原 FW23菅原(59分10古田) 18工藤(59分11金子) 控え:GK21松原 DF25葛西 29中山 MF7竹内 FW9玉岡 

 

 

Img_4295

【前橋育英】GK1石川 DF6笛田 17藤崎 23代田 18木村 MF14米田 10佐藤 20中美 FW7六平 25皆川(HT9森→89分3田中) 13西澤(56分28上星) 控え:GK21牧 MF15野呂 FW11山口 30小牟田 

 

 

序盤、札幌は前橋に合わせ気味で押しつ押されつの展開。11分、前橋育英の個人技での攻めに押され危うく自陣でファールを犯しそうになるもノーファールで凌ぐ。

ピンチの後にチャンスがある。札幌は12分左SBの3松本が攻め上がってドリブルシュート。これが決まって1-0と札幌先制。

Img_4308

(先制点を決めて喜び合うコンサユース。) 

 

 

Img_4310

 

 

 

 

ボールは比較的前橋が持つ展開。しかしチャンスは札幌。19分、2打矢のクロスに18工藤が合わせるが決まらず。22分にも同様に13鈴木巧の抉り、2打矢のクロスから18工藤へ浅いクロスが入るもどちらも点に繋がらない。

32分、前橋育英のチャンスもオフサイドに札幌は救われる。

前半は札幌1-0前橋育英で折り返す。

後半に入って52分、前橋育英のCKはゴールならずも札幌のやや競り負け感がある。

 

Img_4332

(左SB3松本も果敢に攻め上がった)

 

 

 

Img_4335

(途中出場の11金子もボールをキープするが・・・)

 

66分、前橋育英のカウンター気味の速攻。13から28と渡って、9森のゴールで1-1の同点に追いつく。 

 

Img_4337

(ゴールを決めた9森を抱き抱え、喜ぶのは10佐藤) 

 

 

73分には前橋育英のCK。ゴール前中央での混戦の決定機を得るも、惜しくもゴールならず。

 

Img_4340

(8鶴野も健闘。)

 

試合を決定付けたのは、87分。前橋育英10佐藤の飛び出しを札幌GK1曳地が手で払ったとしてPKの判定。これを佐藤自ら決めて1-2と前橋が逆転に成功。

前橋はこのまま試合を終えることに成功し、ベスト8行きを決定した。

札幌は二点目を取れなかったことに尽きるか。前半の出来が良かっただけに、もう一度流れを掴み直すことが出来ていれば、という思いに尽きる。 

 

試合が終わって、力を出し尽くして座り込んでしまった3年生にはほろっと感動させられてしまった。ありがとう、コンサユース達。ここでユースチームから引退する選手、Jユースカップに継続して出る選手、それぞれだろうけど、この熱かった戦いを大切に新しい道に進んで欲しい。 

Img_4343