さて、今年の僕は観戦数を絞り込んでのシーズン。練習場巡りもせず、本格観戦始めはこの試合から。札幌U-18の奈良竜樹選手がメンバー選出されたのが、このチケットを買った最大の理由。奈良選手はCB。ボールを跳ね返す技術や前線へのフィードがイイ選手。今日の出番はどの位か？ スタメンか？ サブか、そして完封に貢献できるか？ もちろん、他の選手もしっかり見て勉強したいと思っての観戦。
FUJI XEROX SUPER CUP 2011NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜対日本高校サッカー選抜 2011年2月26日（土）10：40キックオフ 日産スタジアム 主審：岡部拓人 副審：青山健太 平間亮 4審：窪田陽輔 （35分ハーフ） 観客数：16,780名
（意外とこのユニ、現場では背番号が見づらいんですよ。デザイン失敗では？）【Ｊ選抜】ＧＫ1鈴木椋（横浜ＦＭ）（ＨＴ18田尻・Ｇ大阪） ＤＦ4吉永（千葉） 2奈良（札幌） 5宮本（横浜ＦＭ）（48分7西野・Ｇ大阪） 3菊池（大宮）（55分6山田・横浜ＦＭ） ＭＦ8橋本（東京） 12原川（京都） 13野津田（広島）（55分21鈴木雄・横浜ＦＭ） ＦＷ22井上（新潟）（ＨＴ14中川・鹿島） 16柏瀬（清水）（50分11渡辺雅・甲府） 17久保（京都）（ＨＴ9杉本・東京Ｖ） 控え：全員出場
【高校】ＧＫ1櫛引（青森山田→清水） ＤＦ3藤本（大津） 4土師（滝川二） 2金大貴（静岡学園） 15車屋（大津） ＭＦ7香川（滝川二）（ＨＴ6谷口・滝川二） 14小島（前橋育英→浦和） 18加藤（立正大淞南）（ＨＴ17佐々木・西武台） ＦＷ10樋口（滝川二→清水）（60分19遠藤・流経大柏） 11坂本（久御山）（ＨＴ21白崎・山梨学院） 9加部（山梨学院→甲府）（48分13小牟田・前橋育英） 控え：ＧＫ16小澤（西武台） ＤＦ20山本（久御山）
序盤目立ったのは、高校選抜。特に近いサイドということもあってか、右サイドの18加藤の仕掛けが良く見える。ＦＷ9加部がよく右サイドに流れるため、加藤と加部の絡みで崩すシーンが散見される。
一方のＪリーグ選抜は右サイドからの仕掛けが攻撃の中心か。
19分の高校選抜の連携ミスを突いてのＪリーグ選抜16柏瀬のシュートは上々。
全体的に細かいパスはＪ選抜が、試合全体としては高校選抜が優位か。
（奈良くんは割と古典的なＣＢでの起用。フィードが良くなったかな？という印象。この写真だけだとバックパスのように見えるか。）
そんな31分が試合の動き始め。Ｊ選抜の右サイドからのパスにオフサイドギリギリから動き出した、17久保がＤＦラインの裏を取って飛び出し、ＧＫと1対1。これを決めてＪ選抜がリード。1－0とする。
高校選抜も右サイドの18加藤がＪ選抜の3菊池とのマッチアップを優位に進める。しかし、得点には至らず、35分ハーフを終える。前半1－0でＪ選抜がリード。
後半に入って両チームとも3人ずつ選手交代。Ｊ選抜は結果的に全員起用した一方、高校選抜は2人を残す采配。
57分、高校選抜10樋口のＦＫは鋭いが、惜しくも枠の左。
そして59分、高校選抜21白崎が左サイドをえぐって、深い位置から中央から13小牟田がごっつあんゴールを決め同点。1－1。
61分、高校選抜13小牟田のポストプレーから21白崎のシュートは枠の上。
62分、Ｊ選抜11渡辺が右サイドでボールを受け、ゴール左隅にシュートを決め2－1と勝ち越し。
試合は結局2－1でＪ選抜が勝利した。
