夜にTBS系の「2006プロ野球・戦力外通告 クビを宣告された男達」ってのを見てたんですが、最近こういう普通のスポーツドキュメント、見かけないですねぇ。
この企画自体はかつて、日曜夜6:30から「ZONE」ってドキュメントでやってたカタチで、俺的には「元西武の宮地」の回が印象的だったのですが。
(その宮地もソフトバンクから戦力外通告を受けたわけだ)
今回取り上げた選手は4名。(Webには宮地の名前もあるがあまり扱ってなかったな・・・)
かつてSSコンビで名を馳せた芝草宇宙投手(ハムからソフトバンクに移籍してたのか・・・)、西武→巨人と移籍し、タレント新山千春さんの夫でもある黒田哲史選手、元ベイスターズの俊足田中一徳選手、そして「PL~青学~東芝~(ハンシン!)」という応援歌(の前フリ)でおなじみの坪井智哉選手。
プロとしての誇り、そして家族、野球を続けたいという想い。
そして、現実との葛藤。プロの凄み、伝わりましたよ。もちろん競争社会であることは分かってます。それ故の苦しみ、希望、夢・・・
こういうドキュメンタリーっていまやCSやBS(NHK-BSは良質な番組が多い気がします。)ばかりになってしまったんでしょうか? 地上波ではあまりお目にかかれない気がします。単に自分が不勉強なだけかもしれませんが。
視聴率競争に明け暮れ、気がついたら地上波の視聴者の絶対数自体が激減していた、なんて笑えないシナリオはひねくれた輩の脳内に納まったままでしょうか。そうであればいいのですが。何事も競うのは質と価値ですよね。
確かにかく言う自分も、TVに関してはCSや番組のDVD等中心の生活をしてますんで、民放地上波にはあまり関心がないのが現実ですけど、そんなお客を振り向かせるパワーをテレビマンは失ってしまったのでしょうか?
そんなはずありませんよね。期待して待ってます。一スポーツファンとしては。
そんな良質なコンテンツを作ることこそ、まさしくプロの誇りなのかなぁと想像してみたりしています。