初めて来ました、国民体育大会。僕の解釈では、スポーツとは体育と違うということ、僕の好きなのはスポーツであり娯楽。そういったことやら何やらがあって、国体って意味無いじゃんと思って(かつ近場でやってなくて)いた。今、観戦しに行って思ったこと。スポーツで街やふるさと起こしを狙っているなら使えるが、意義は薄れつつあるということ。
なぜ僕が行こうと思ったか。山口県が国体を利用しようとしている(いい意味で)と感じられたから。これを利用して、県内にスポーツを”楽しむ”機運を高めようとしていると感じられたから。
レノファ山口の意義の中には山口国体で好成績を挙げる、ということもある。アマチュアクラブの存在意義としては悪いことではないと思うし、それを強めることでチーム力を高めるという好循環をもたらすかもしれないから。
そんな千葉国体。山口県は地元千葉県との対戦。ちなみにその前に行われた少年男子の部では地元千葉県(レイソルユース中心)が島根県(立正大淞南高校中心)に0-1で敗れるという意外な結果も。開催県が絶対的に強い、というわけではない事実は僕らを勇気付けた。
(隣の野球場がアップ場、というちょっと贅沢な感じ)
(地元の生徒さんの手書きのフラッグ。山口県のもありますよ)
(鳴り物応援はお控えください、ってのと声出しはバックかゴル裏で、ってのでバックスタンドに来ました)
第65回国民体育大会 サッカー競技(成年男子)1回戦 2010年9月26日(日)12:30キックオフ (前後半35分ハーフ、延長10分ハーフ→PK戦) 山口県対千葉県 市原臨海競技場 観客数:520人 MC:牛久保勇 主審:早川一行(1級) 副審:川俣秀(2級) 佐藤敬太郎(2級) 4審:昆雄大(2級)
(ミズノのオレンジだと愛媛っぽいな)
【山口】<特に記載なき場合レノファ山口所属>GK1澤野 DF15碇野 13藤井 2伊藤 9安田 MF10田村 14大野 11鈴木 7福原 FW3中川(64分5児玉) 8柏原(54分4吉田) 控え:GK12山原<F.C宇部YAHHH-MAN> MF6戸高
(千葉県がセカンドユニ。青のファーストユニは少年男子で着てたヤツと同じかな?)
(参考までに少年男子 千葉(青)対島根(エンジ))
【千葉】<特に記載なき場合ジェフリザーブズ所属>GK1瀧本 DF2岩澤<順大> 3安川 4瀬田<横河武蔵野FC> 13鈴木<明大> MF6柳明基(HT5宇野) 7蓮沼 8福田 15西井(63分9福士) FW10佐藤(69分14木村<S.A.I市原SC>) 11鳥養 控え:GK12上野
声出ししてましたし、「レノファ」が入らないようなチャントや応援、を考えていたので正直手一杯でした。「山口、オレ!」ばっかりで退屈だったでしょ?>参加された方 ごめんなさい。
前半はシュート数山口4:5千葉にあるように、ほぼ互角からちょっと押されているか、ぐらい。正直JFLのジェフリザーブズ中心の千葉県相手でほぼ互角ならイイ出来だと思えた。僕の目には10田村リュウセイが中央でトップ下、に見えたもので<ひし形の4-4-2かな?>なかなか新鮮で。シンペイの3番も。
(もう後半かよ!って言われても、大変なんすからw)
(ただ、35分ハーフってコトは後半勝負、よりスタートからガンガン行く方がいいと思うんだ)
結構後半はやられつつも、相手のシュートが枠に行かない展開が多かったかな。肝を冷やす場面は多かったけど、これで入らないってのは千葉はシュートがイマイチなのかな?とか思ったり。
しかしそんなに甘くは無かった。57分(以下公式記録より)千葉は中央で5宇野から15西井に浮き玉のパス。さらに11鳥養に浮き玉で繋ぎ、ドリブルしてのシュート。これが決まって千葉が1点のリード。
山口県も64分に5児玉を入れ、4吉田らによる攻めで千葉の守備陣突破を計るが結局0-1で千葉県が逃げ切った。僕としては実質JFL相手に互角かやや押される程度でしっかり闘えたことを評価したいと思う。もちろん、勝つに越したことはないのだが。
実質レノファばかりで臨んだ大会なので、市原臨海のシミュレーションは出来たはずだ。あとは中国リーグを制して、地域決勝予選を勝ち抜いて来てくれ。地域決勝・決勝ラウンドは12月、ここ市原臨海で行われる。その時にはもっとたくましくなったレノファイレブンの笑顔が見られると信じている。
(この項終わり)