結局札幌U-15は１次ラウンド敗退。準決勝に進んだのは、新潟、G大阪、大宮の各グループ首位とワイルドカードで京都。準決勝の第一試合は新潟対G大阪。JグリーンのS1ピッチは初観戦ながら、小雨の合間に日が射して、素敵なピッチ。どこのチームも欲しがるような、手ごろな専用スタジアム。
宿舎が出来て、スコアボードの裏にスタンドも出来た。西日本社会人の時とは様変わりしたなぁ。
2012JFAプレミアカップ 準決勝 アルビレックス新潟ジュニアユース対ガンバ大阪ジュニアユース 堺市JグリーンS１ピッチ 2012年5月4日（金・祝）14：00キックオフ 主審：牧野直美 副審：坊薗真琴 松尾久美子 4審：新川里佳子 観客数：300人（主催者発表） 30分ハーフ
【新潟】GK1阿部 DF14長谷川（68分19堀） 13平岩 5有田 3田辺 MF6佐久間 8加藤 10高橋 15木村 16大竹（54分7五嶋） FW9鎌田 控え：GK12本間 DF2斉藤 17内山 MF18菅井 20渋木
【G大阪】GK1山本 DF13谷田 5初瀬 2吉岡 3松岡 MF8田中 6市丸 17堂安（60分15西田） 10岩本（57分18中城） FW9高木（62分7牧野） 14小田垣（46分11宮森） 控え：GK16西本 DF12守屋 MF19林
試合が動いたのは5分、ガンバ14小田垣が右サイドから持ち込んで、中央にクロス。9高木が決めて0-1とガンバが先制。
ガンバ14小田垣のドリブルの前への推進力がイイ。7分のCKを奪う契機にもなる。
試合はほぼガンバのモノ。14分、10岩本が前線へフィード。14小田垣が左足でトラップ、シュートを放つも、枠の右へ。
18分、ようやく新潟の反撃。10高橋の突破からチャンスを作るも、ガンバ5初瀬に防がれる。
ガンバはその後の左CKからもチャンスを作り、右サイドの17堂安のシュートはバー直撃。
やはり小田垣がモノが違うのか、やたら目立つ。
14小田垣の新潟DFの大外からのシュートも惜しくもサイドネットだったが、なかなかの才能を見せてくれる。
前半は0-1だが、スコア以上にガンバの試合。新潟は手も足も出ない感じ。公式記録をご覧いただければ分かるように、新潟の前半のシュートは０本。正直、その通りな展開。
後半に入って32分。ガンバ9高木が持ち込んで、ドリブルから左足シュート。これが決まって0-2とガンバがリードを広げる。
14小田垣を頂点とし、大柄な9高木、17堂安の三角形で攻めるガンバが終始圧倒。新潟は後半にようやくシュートを１本打つのがやっと。ガンバの充実は先発にとどまらず、途中交代の11宮森の右足の上手さや全体のパスワークなど、様々なところに現れている。
結局60分闘って、0-2とありきたりなスコアで終わった試合だが、ガンバの濃い内容に舌を巻くこととなった。決勝に京都が来ようと、大宮が来ようと、磐石だろう、と感じさせた試合だった。
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