2008年12月31日(水)14:10キックオフ 第87回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 北海高校(北海道代表)対近大和歌山高校(和歌山県代表) さいたま市駒場スタジアム 主審:飯田淳平 副審:阿部浩士 金井清一 4審:高野祐介 MC:林
【北海】GK1福永 DF4廣瀬 2加賀谷 5兼子 3小栗 MF7関口 15小島(52分11山口) 8新井田 6工藤(79分20廣中) FW10西村 9東海 控え:GK17伊藤 DF12澤口 19花田 MF13吉田 14松野 22島田 23篠崎
【近大】GK1辻 DF8武田 4岩橋 3徳田 5福井 MF6大北 7木村 2谷口 10中村(66分17福島) FW11土橋 22其原(55分9小川) 控え:GK12後藤 DF13佐藤 MF14広渡 15貴志 16黒原 FW20辻本 19仲森
北海は4分、8分とCKを奪うも得点には至らない。ペースは比較的北海が握る時間が長いが、割と審判が細かくファールを取るタイプの方のためか試合が細かく切られてしまうきらいがあった。それはそれで対応しなくてはならないんだろうが。
得点が動いたのは、13分。近大和歌山右サイドからのクロスに中央で一人潰れ、左サイドから詰めていた10中村が押し込んで0-1と近大和歌山が先制。
しかし、27分。北海の右サイドのCK。中央で9東海が近大DFとヘディングで競り合う。ボールは近大DFに当たってゴールイン。オウンゴールで北海同点とする。1-1。
30分には北海7関口のFK、34分には10西村のミドルと惜しいチャンスはあるが決めきれず。前半終わって1-1の同点。決められる時に決めておきたい北海。守り切れば活路が拓ける近大和歌山。さて、後半はどうなるか。
(北海高校の応援席。近大より数は少ないが、思いは負けない。)
(10西村は完調ではなかったようで、残念。もっと見たかった。)
後半に入って45分、北海9東海のシュートはGKのセーブに遭い、そこから近大カウンター気味の逆襲。これは得点にはならなかったが、近大の反撃はなかなか速い。
60分ぐらいまでは北海ペースで押しているのだが、得点が奪えない。割に速いチェイスで近大DFを追い込むのだが、決定的シーンが無い。
64分にはDFラインをかいくぐって北海9東海が二度チャンスを作るが、近大GK1辻に防がれる。
近大も68分に、PA内で北海DFに倒されそうになりながらの鋭いシュートを放つがこれはサイドネットへ。また、77分にはセットプレーから北海のオウンゴールを誘うシーンもあったが、これも決まらず。流れが少しずつ近大に傾き掛けたのか、というロスタイムだった。
近大のCKから3徳田がヘッドで押し込んで1-2と突き放す。長いロスタイムもこのまま終了し、近大和歌山が北海を下し二回戦へと進んだ。
近大和歌山の川合監督はインタビューでは「内容が悪かったが、勝利できたので開き直って次に進みたい」という趣旨で発言されていた。最後まで諦めずにしっかり守って試合を進めたのが近大の勝因ではないだろうか。一方の北海は攻めはまずまずだったし、試合も有利に進めていた。だが、結局ゴールが奪えないとどうにもならないということを示した試合だったのであろう。
(冬晴れの日の多かった今年の選手権。GKも日差しが眩しいためか、キャップを被る選手が何人か。ノリヲ様を思い出すよ・・・)
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