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萌映画

映画評と映画与太話

アナザー・カントリー(1983)

2004-07-08 | 映画評・その他のジャンル
rukkiaは腐女子にはなれないらしい… < そんなに大きな声でいうことですか(^^;

「アナザー・カントリー」をレンタル屋で借りて見てみた。
つまんない!
内容はもともと期待してなかったのだが、
美しくない!
…こんなことをいったらルパート・エベレットのファンに刺されるだろうか…

この手のやつはルックスが趣味じゃないととことんつまらない。
1時間で忍耐力の限界、…あと30分強は次の日に…。
やっぱり私はアクション映画じゃないと駄目かも(^^;;;

「アナザー・カントリー」に出てくる連中はどうもよくわからない。
とてもせせこましい世界でせせこましいことにこだわっているようにしか見えない。
…まあ、恐らく、そーいう世界を描こうとしたのだろう。
その中で唯一、風通しがいい役が共産主義信奉者のトミー・ジャド。
コリン・ファースが演じている。
ジャド、かっこいいです。いや、コリン・ファースがかっこいのではなく、ジャドという役がかっこいいのです。

主人公が愛してしまうお相手のほうは、なんで愛してしまったのかぜーんぜんわかりません。
恋に恋してるだけかと思ってたのにかな~り真剣だったみたいだ(しかもプラトニックに)。
そのへん、「愛してしまう必然性(?)」あたりの説得力のなさが、このお話をおもしろくなくしている要因なのかも、とも思った。

「オスカー・ワイルド」のほうは、ワイルド氏が美青年ボジー(ジュード・ロウ)で身を持ち崩すってのがわかりやすかったんだけどね。


萌え度:…萌えそこない
好き度:…ダメダメ
鑑賞:ビデオ(2004.7)

原題:Another Country
監督:マレク・カニエフスカ
配役:ルパート・エヴェレット(ガイ・ベネット)
   コリン・ファース(トミー・ジャド)


オスカー・ワイルド(1997)

2004-06-16 | 映画評・その他のジャンル
お耽美なジュード・ロウが見たくて借りてきたビデオである < 動機が不純です
ついでに、レゴラスとランスロットもチェック♪ < ますますもって不純です

が、肝心のワイルド先生(スティーヴン・フライ)がただのインテリおやぢで、お耽美とはいかなかった。
ボジー(ジュード・ロウ)、一人で毒吐きまくり。
おおおお、小悪魔って男でもありなのかっ!

で、一瞬だけ出てくるオーランド・ブルーム(Rentboyって男娼?)、あの笑顔、フロドの病室に入ってきたレゴラスの笑顔だよっ!
あんな笑顔を投げかけられたら男じゃなくても(コラッ)どぎまぎしちゃうじゃないか。

ヨアン・グリフィス(ランスロットの人)は二人目の恋人ジョン・グレイ役だ。最初に出てきた時はハンサム♪と思ったが、ボジー登場で嫉妬に燃えてからはあまり美しく見えない。こ、これは演技力か?カメラワークか!?

そして極めて控えめな妻コンスタンス(ジェニファー・イーリー)。話が進むほどに味がでてきます。さりげなくスゴイ女優さんだ。

というわけで、お話なんかそっちのけである。
…詩的な感じではあるがおもしろくはないのねん(^^;
古風な英国的美青年で目の保養ということで…。

萌え度:小悪魔ボジー
好き度:…好きじゃない
鑑賞:ビデオ(2004.6)

原題:Wild
監督:ブライアン・ギルバート
配役:スティーヴン・フライ(オスカー・ワイルド)
   ジュード・ロウ(アルフレッド・ボジー・ダグラス)
   ジェニファー・イーリー(コンスタンス)

ピンポン(2002)

2004-04-08 | 映画評・その他のジャンル
おもしろかったーーーーーーっ!
今まで見た邦画の中で一番おもしろかったかも。
私は邦画はほとんど見ない。見てもB級系ばかり。 > 忍者ものとか中途半端SFものとか
これもゲージュツ作品かというと全然違う。
しかーし、よくできてる。
俳優陣、はまりすぎ。
窪塚のペコなんか、魔界転生の200%アップくらいよかった。
ARATAのスマイルにはしばらく萌えた。
そして、この作品の要はなんといっても最高に劇画チックな敵役・中村獅童演ずるドラゴン。
うそ臭くなくあざとくなくこんな役ができる人がいるなんて、日本も捨てたもんじゃないと思ったぜ。

脇役は「映画俳優」ではなく「舞台俳優」で固めているらしく、原作を知る人には「そのまんま」といわれているようだ。(私は原作を知らない)
テレビや映画の人も“演技”を学んでほしいなぁと思った逸品でした。


萌え度:ちょっとだけスマイルに(^^;
好き度:
鑑賞:DVD(2004.)


監督:曽利文彦
配役:窪塚洋介(ペコ)
   ARATA(スマイル)
   中村獅童(ドラゴン)

吸血鬼ドラキュラ(1957)

2003-10-16 | 映画評・その他のジャンル
このごろ、サルマンとかドゥーク伯爵とか大活躍のクリストファー・リーの18番を見てみんと…。
さすが、ドラキュラ伯爵、身のこなしが伯爵だわぁ。
しかし、もっとすごかったのがピーター・カッシング。ドラキュラものってヘルシング教授が主人公だったのか!?(クレジットもカッシングのが先だし)
なんだかもう大活躍です。でも、吸血鬼の研究成果を蓄音機に吹き込んでいるのは何故?

はじめてターキン総督@スター・ウォーズを見た時にすげぇって思ったけど、この頃からすでにすごかったのねん > ピーター・カッシング=爺萌え2号


萌え度:ああ、もちろんヴァン・ヘルシングよ、爺さんでも(^^;
好き度:…恐くなくてもホラーはホラー。ダメなのだ。
鑑賞:DVD(2003.9)

原題:Dracula
監督:テレンス・フィッシャー
配役:ピーター・カッシング(ヴァン・ヘルシング博士)
   クリストファー・リー(ドラキュラ伯爵)
   メリッサ・ストリブリング(ミナ・ホルムウッド)