夜泣き屋_ブログ店

僕がいなくなったときに、ウチのチビたちが楽しめるような、「ウチのチビたちのためだけの千夜物語」を目指します

ep140  小さくなる巨人

2007-11-28 00:24:18 | 子供の様子から
=小さくなる巨人=



週末は毎週のようにコータの野球の試合があり,シュンタは,その試合について行くことになります。



朝,6時くらいに集合出発で,その日は一日試合でつぶれます。



かわいそうに,シュンタは,お兄ちゃんの応援で一日つぶれるわけです。



で,よく我慢しているなぁって思って,ご褒美に,【マジンガー】をしてやることにしました。



【マジンガー】というのは,私をマジンガーZ,シュンタをホバパイルダーに見立てて,





「パイルダーオォォン!」





って,肩車することなんです。



肩車をしてやって,しばらく歩くと,シュンタがこんなことを言います。



「パパ!パパ!パパの肩,せまくなっとうよ。だって,僕のおしりがずり落ちそうやもん。」





・・・



・・・



それは,俺が縮んだんじゃなくて,オマエが大きくなってるだけよ。



って言いながら,シュンタの小さい頃,僕のことをどんな思いで見てたのか想像した。



小さな小さなシュンタは,僕の肩に乗ることで,違う世界が見えたことでしょう。



僕は,シュンタにとって,きっと【巨人】に思えたことでしょう。



オヤジが縮んでいくのを感じるのって,僕にもわかります。



シュンタには大きくなってほしいものです。



身体だけじゃなく,人間としてね。