のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

紫玉

2012-06-29 | ガリカ(G)・モス(M)

紫玉(ガリカ,19世紀後半,日本)

江戸時代に自家実生で生まれたという日本生まれの紫玉は、独特な花の形をしています。



つぼみが膨らんでいよいよ開花というときには、まるでラッパのように口をとがらせて
咲き始めは少々バランス悪くみえるのですが、
紫玉の魅力はここからです。



完全に花が開ききるとまるでボールのように丸くなりますが、
濃い紫の色と相まって非常にしまって見えます。
他のバラは開ききるとダラ~とした印象になりますが、
このバラは特別にきれいです。



ボールになってからの花もちもよく、こんな素敵なバラが日本生まれであることを
誇りに思います。

私の株は以前住んでいた時のお隣さんの株から挿し木で持ってきたものです。
バラに関心を持ち始めた時に一緒になってガーデニングを楽しみました。
お隣さんのお庭もすごいバラの数で、しかも地植え、基本的に無剪定でしたから
自由に動き回る枝ぶりと花の数はいつも圧巻でした。

毎年開花する度に、そんな楽しい、懐かしい思い出まで一種に連れてきてくれます。


暑い・・・

2012-06-28 | 2012年夏

日中30℃近くまで上がり、まるで真夏並みの陽気になりました。
バラが次々に開くのはいいのですが、暑そうです・・・><
人間もみな暑くてバテバテの一日でした。

こういう日はバラよりホップのような緑がいいですね・・・

今日は少し引いた位置から写真を撮ってみました。



既に満開に届きそうなのがコンスタンス・スプライ






こぼれ種のジュバダムがようやく穂を出しました。
いつも芝の芽と間違って抜いてしまうのですが、
去年は注意深く見守って、今年ようやく、3年ぶりです^^;

こういうグラスが一つあるだけで、風が吹く度に庭に動きが出るからいいですね。
また穂が光にあたってキラキラしています。
小さなこぼれ種の苗がまだあったので、大事に育てていこう~^^



穂の短いラベンダーと株元には種まきで育てたタイムと花期の長いカーペットカスミ草




こちらはこぼれ種と株分けでもってきた組み合わせ
リナリアとラムズイヤー
ラムズイヤーはこれからピンクの花が咲きますが、葉だけでいいなあ^^
株元にはワイルドストロベリーと夏の花、カラミンサ




サルビア’ブルークイーン’
涼しげですね~




トスカニー・スパーブも咲き始めました。
中心までしっかり見えています。
こちらは暑そう~><




遅咲きのローブリッターもチラホラ咲き始めました。
カップ咲きのバラ、好きなんですよね。




ゲラニウムは今が最盛期です。




今日の収穫苺です。毎朝、このくらいで食べてます。
甘くておいしい~^^



スノードン

2012-06-28 | イングリッシュ(ER)

スノードン(Snowdon,Eg,1989)

ルゴサの血をひくこのバラは、トゲトゲの枝に厚みのある小葉が沢山つき、
つるのように枝がよく伸びます。
そんないかつい外見からは想像がつかないほど、素敵な色の花を咲かせました。


6/26 17:00

花はさすがルゴサの血。薄くて透明感があり、
色はグレーがかっています。


6/27 9:00


6/27 11:00

ウエールズ最高峰のスノードン山(1085m)の名前を持つ山です。
もちろんまだ行ったことはないのですが、
山岳鉄道が走っているとか。
日本にはない風景なんだろうな~
どんな山なのかな~ 冬はやはり雪に覆われるのだろうか~
などと想像するのも楽しいです。


6/28 10:00

ローズウィーク

2012-06-27 | 2012年夏

今週は最高気温が25℃前後となるようで、真青な青空の下
ローズウィークとなりそうです。

昨日からバラの開花が次々と・・・

窓を一杯にあけて漂うバラの香りに包まれてとても幸せです。

家のバラも楽しみたいし、百合ヶ原のバラもとても気になります。
どうしたらいいのかな~
待っててね~百合ヶ原のバラ!!

今朝咲いているバラを一挙に!

初めのバラはスノードン(Eg)、初開花です。
ルゴサの血が入っています。
パールグレイとはこういう色をいうのかな~
とても素敵な白ですよ~




スキャボロー・フェアの開き始めです。
ふんわりと空気を膨らませるように咲きます。



開いたばかりの顔は初々しいです~
かわいいですね。




我が家で一番の大株。コンスタンス・スプライ(Eg)
これも挿木でもってきたものですが、
かなり大きくなりました。
うちではもっともゴージャスなバラの一つですが、
これが開花すると一気に華やぎます。

株元にはアルケミラモリス



こぼれ種のシノグロッサムも一緒に咲きました。




ジャクリーヌ・デゥ・プレも初開花です。
赤いめしべが特徴的。この株は2代目。大好きです。




マダム・ハーディです。緑のボタンアイ。
もうちょっと光が弱いところに植えればよかったかな~
暑そうですね^^;




フランシーヌ・オースチン(Eg)も咲き進んで、
フェンスを明るくしてくれます。




横には、ジギタリスのスノーシンプルが。
去年は4本の花茎がありましたが、激減^^;
春に堆肥をすき込むといいようです。




デプレ・ア・フルール・ジョーヌに代わって台木のノイバラが咲きました^^;
かなり伸びました(汗)
もはや明け渡そうかとおもっています。
開花直後から真白の花弁でとても清楚です~
お隣のノイバラはほんのりピンクがかってから白になります。
少しずつ特徴が異なるのがノイバラの魅力ですね。




シャルル・ド・ミル(G) は華やかに花が開きました。
でも色が濃いのでうるさい感じはしません。




グロワール・ド・ディジョンも咲き進んでいます。
花が開くときの表情が好きだな~




ロサ・マレッティ(Sp)
カラフトイバラだと思いますが、自生のと違って華奢な雰囲気です。
ガクが長くて美人さんなんですよ。
今年雪の枝折れでシュートが一本になりましたが、
なんとか数輪咲きそうです。
ローズヒップは今年もおあずけかな~

この一週間は家から離れられませんね^^

ラベンダー

2012-06-26 | 草花


バラの開花ラッシュが続いていますが、他の花も開花ラッシュです^^
今日はたくさんの記事を投稿してしまいました。
お許しを~^^;

こちらで最も親しまれている花の一つがラベンダーです。
私の家でもあっという間に見ごろになりました。
花が開く一歩手前のこの時期の濃い色のラベンダーが好きです。




写真で写すと難しいです。
どこにピントを合わせてよいやら、



自分の目でみれば、全部にすっきりとピントが合うのに・・・
人間の目は非常に高機能ですね。



さて、私の家には2種類のラベンダーがあります。

一つは花穂が長いもの



もう一つは短いもの



どちらもかわいい


近所をみてもあちこちに沢山植えられています。

でもやはりラベンダーといえば富良野に行きたくなりますね。
今年はいつ行けるかな~