当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で常に上位にランクインする「八戸せんべい汁」は、今や全国区の知名度になりつつあります。
私も、先だって開かれた「とことん青森2010」の屋台村で初めていただいたのですが、モッチリ絶妙アルデンテの食感にやられました。
今回は、この「南部せんべい」をイタリアンでいただくという大胆な食イベント。
北の国からやってきたせんべいがどんな変化を見せてくれるのでしょうか・・・?
まずは、アペリティフ。「ホットアップルサイダー無農薬レモンとミントの香り、雪のせ」です。
自然な甘さと酸味のアップルサイダーにクリーミーな淡雪。
青森らしい一品です。
自家製てんぽせんべい3種類。ゴマ、ドライイチジク、松の実が入っています。
お店でせんべい専用の型を使って焼いているそうで、焼きたてで、中はまだ半生もっちり。
ビールのおつまみにいくらでも食べられてしまいそう。。。
前菜盛り合わせは、青森食材がずらりとイタリアンな顔つきをして現れました。
生ハムとサラミ、自家製サーモンマリネ、青森シャモロックの自家製スモーク、青森県産のサラダ、水牛モッツアレラのカプレーゼ、青森野菜のバーニャカウダなど。
やっぱり、シャモロックうまいっす。
生産量日本一を誇る青森野菜のお芋「アピオス」も。
すごく栄養価が高くて、健康野菜として注目されているのだそうです。
せんべいのブルスケッタ3種は、シャモロックレバーペースト、八戸沖鯖の青森にんにくソテーとタルタルを乗せたもの。
いかにも酒飲みが好みそうなラインナップ・・・当然ここからワインにスイッチです。
このせんべいの使い方はアリですね~!
パンよりお腹にたまらないからたくさん食べられるし、サクサクの食感も楽しくてGood。
せんべいのピッツァ3種は、マルゲリータ、青森りんごとゴルゴンゾーラ、あすなろ卵のビスマルク。
このせんべい使いも、ホームパーティーなんかで応用できそうです。
りんごとゴルゴンゾーラの甘じょっぱい組み合わせも好き♪
そして、感動したのがミネストローネ!
パスタのように入っているのは、なんとせんべいの「みみ」なのです。
これがモチモチのアルデンテでウマイ。
本物のパスタより、下手するとせんべいの方がイケるかもしれません。
せんべい汁があるのですから、汁物との組み合わせは相性が良いはずですが、ミネストローネは最高の相性!
これ以来、汁物には何でもせんべいを投入するクセがついてしまいました・・・
パスタ使いがOKなら、ラザニアにもしちゃいます。
八戸産ヤリイカと陸奥湾産帆立貝と共に、ボロネーゼソースで。
程よく水分を吸ったせんべいがしっとりと半生で、やわらかすぎない状態がとても良し。
お肉料理は、「奥入瀬ガーリックポークのコトレッタ」。
衣に砕いた「せんべい」を、そしてピューレとソースにもせんべいを使う徹底ぶりです。
カリカリのせんべい衣とやわらかなガーリックポークのギャップも嬉しく、とことんせんべいなソース使いも楽しいではないですか。
最後は、自家製ジェラートの盛り合わせ。
確かに、こんなウエハース的な使い方はありですねー。
画像では後ろ側に隠れてますが、有機レモンのシャーベットがキュキュっと良い香りがしてとても好みでした。
ここまでせんべいの可能性を引き出したシェフに感謝!
発見がいっぱいのせんべいナイトでした。
東京を過ぎていった桜前線が、青森に届くのは4月下旬頃でしょうか。
雪景色もいいけど、名所・弘前の桜はキレイでしょうね~。
青森も、これから桜の季節を迎え、そしてまた冬がやってくる頃にはぐぐっと距離が縮まります。
いよいよ12月に迫った、東北新幹線の青森延伸!本当に楽しみです。
■Cucina Italiana La Fenice
東京都中央区日本橋小舟町15-17 協栄ビル1F
ぐるなび http://r.gnavi.co.jp/b822800/
*まるごと青森 http://marugoto.exblog.jp/
*************************************************************************************
楽天お取り寄せ:八戸せんべい汁♪2個以上購入で送料無料!
*************************************************************************************
馬肉鍋、すき焼きなんかにも当然、相性抜群です。
少しずつ青森も穏やかな天気になってきました。
桜もいよいよかなぁって感じで、蕾を膨らませていますよ~~♪
GWにドンピシャになってくれれば嬉しいなぁ。
これからもよろしくお願いします♪
アップが遅くなってすみません。。
せんべいは、鍋の具にホントにぴったり♪
かなり活用させていただいています。
東京は桜が終わってしまいさびしい限りですが、青森はこれから楽しみですね~。
今後ともよろしくお願いします☆