赤坂～「一福」にて樽生セミナー

暑くなりましたね～。
東京も真夏日を記録するようになりましたが、７月に入ると「ナツ」が来た！・・って気分になります。

夏は一年で一番好きな季節です。
この季節は、プチ旅や花火等のイベントも多数。気分的に開放感がありますよね。
そして、何よりビールがウマい！

そんな、ビールの季節を目前にした先週、赤坂の「一福」さんにて、サントリーさん主催のビールセミナーに参加してきました。

サントリーには「樽生達人の店」という認定制度があります。
グラスやサーバーの洗浄からビールの注ぎ方にいたるまで、最もおいしい状態で生ビールを提供して下さるお店が樽生達人の店として認定されるそうです。

 

まずは、講師の「樽生の達人」池辺さんによるビール講座です。
うかがったポイントは・・・

グラスはきれいに洗って自然乾燥＆冷やしたほうが良し
　　わずかな油分や布の繊維もデリケートな泡には敵なのだそうですよ。

ビールと泡は「７：３」が黄金比

グラスに注ぐときの角度は４５度

達人が、実演してくださいました。
グラスを傾けてあまり泡をたてないようにゆっくりビールを注ぎ・・・

最後にクリーミーな泡をチュ～と注入してビールにフタをします。
見事な7：3！う～ん、おいしそう♪

 

サントリー方式で注いだもの（右下）と、泡を立てながらジャバジャバ注ぐドイツ方式（左下）との比較です。
一番大きな違いはなんといっても泡の持ちが違うんです！
サントリー方式は、泡の層とビールとの間に「スモーキーバブルス」と呼ばれるキメ細かい霧状の泡の層が出来て、これがフタの役割をするため、ビールの炭酸を逃すことなく最後まで美味しく飲めるのだそうです。

びっくりしたのが、この実験。
サントリー方式（左）で注いだものをマドラーで軽くくるりとかき混ぜると、泡がブワーっとあふれ出します。
「スモーキーバブルス」によって閉じ込められたビール層の炭酸が空気に反応して泡が再生するのです。
ビールって、生きてるのね

 

酒飲みブロガーが集結したこのイベント。
達人のお話に皆さん熱心に聞き入っていらっしゃいましたが、徐々に「早く飲みてぇ～」という声が上がります。。
待ってました！の最初の1杯は達人に入れていただき、２杯目からは自分で入れてみました！
慣れないとなかなか難しいですが、３杯目、４杯目・・と進むにつれて、徐々に上達。
ビールサーバーが欲しくなるかも～（笑）。

一福さんのお料理も堪能させたいただきました。
まず、お通しで出てきた「旬菜蒸し」がスゴイ。蒸篭でフカフカに蒸された状態で、ひとりひと篭出てきます。
素材の味がしっかり感じられるこんな野菜の食べ方は素敵ですね。
お刺身も美味しかったですが、久しぶりにきびなごに出会えたのがうれしかった！

おいしいお料理と樽生達人の店「一福」。赤坂では要チェックです。

 

  

・・・そして、ここからは、先日の白州編に続く、家呑み実践！ビール編
セミナーでは、缶ビールの注ぎ方の実演もありました。
その様子はコチラやコチラで紹介されており、今日から使える技で、すごく参考になります！

下の画像は、セミナーで私が缶ビールから注いだものです。
缶ビールもグラスに注いで泡を作って飲むとおいしさが違いますよね～。

おうちに帰って試してみました☆

冷蔵庫で冷やしたグラスに高いところからビールを注いで、まず泡を作ります。
ちょっと泡が落ち着いたら、グラスを斜めにして壁に沿って泡の下にビールを注ぎます。

 

サーバーで注ぐのと違って、泡はちょっと粗めになるけど家呑みには充分。
このひと手間で、おウチビールも達人気分♪

さぁ、おいしいビールでエネルギーチャージして、夏を楽しまなくっちゃ☆

■旬菜工房　一福
　東京都港区赤坂6丁目4-15

■サントリー樽生達人の店　全国版

■サントリーグルメガイド公式ブログ
　～他のブロガーの皆様の記事はこちらからご覧下さい

ご一緒させていただきました皆様、ありがとうございました！