今年は、大学6年の次男坊がやっと卒業し、医師の国家試験を受けるため英気を養ってもらおうと、年末ににぎり寿司を奮発した。
帰ってくるのが今か今かと待っていると、「ただいま」という声がする。
なんだ、長男の声ににているな? と、いぶかっていると 突然 3年も音沙汰がなく、生きているのか、死んでいるのかわからな
かった、長男が浮浪者のように立っていた。
ビックリ仰天
あまりのできごとに、頭に会った料理の構想もぶっ飛び、寿司を囲んでの卒業おめでとう写真もとりわすれ、
なんやかんやとあるものを並べて、大食漢の長男の腹を満たすことに専念。
国家試験のためゆっくり休んで英気を養うはずだった次男も、兄貴に振りまわされての三日間。
去年クルミを拾ってきたので、すり鉢ですったクルミ餅で、正月の餅を食べようという計画もおじゃん。
結局いつも通りの雑煮とごま餅だけの正月の食卓。
帰るなら、帰ると言えよ、放蕩息