ロゼ(キャバリア)色のEvery day

いろんな発見を綴っちゃいます

ロイのヘルニア手術までの3日間

2010-02-15 23:16:58 | ペット

2月13日(土)

仕事中もロイの状態が気になり、何度か自宅に電話をする。

夫は、後ろ足にあまり力はないが、ロイは元気であると・・・

電話の向こうでロイの吠える声に、ホッ

夕方仕事が終わって、急いで自宅へ・・

「ただいまぁ~ロイ!!元気にしてたぁ?!」

ロイはよたよたと、後ろ足をまるで酔っぱらったおじさんのように千鳥足で、交差するように歩いてきて力なく尻尾を振って出迎えてくれた。

その姿を見たとき、すぐに私は「まずい」と感じた。

左後ろ足に麻痺が出てきていると判断。

数日前までは、痛みがあったためか元気なくじっとハウスで動かずにいたロイなのに、後ろ足に感覚がなくなってきたせいなのか、妙に元気になって私の後を付いて歩こうとする。

よたよたと歩いては、すぐにペタッと座り込むロイ。完全に後ろ足に力が入ってないのが分かった。

朝一で<エルム動物クリニック>に連れて行こうと決め、眠れない夜を過ごした。


2月14日(日)・・昨日から「大館アメッコ市」開催される。

朝ハウスから出てきたロイの左後ろ足は、足の甲を引きずる感じで、トイレに行こうと必死になって歩こうとするが転びそうになり、抱っこしてトイレまで連れて行く。

この2日間のあまりの進行の早さに、驚きと焦りが入り混じって、クリニックの診察が始まるまでの時間がとても長く感じる。

午前9時診察してもらい、すぐに手術が必要と言われる。

とうとう来る時が来た・・・不安がよぎる。

麻痺が進むと、自力排泄も困難になり介護が必要になるし、それだけは避けなければならないけど、手術のリスクは・・・考えると不安が増していくだけ

ひとまず自宅に戻って、夫と相談する。

とにかくロイを助けなければ!!答えは決まっている。

すぐに先生に電話して、ロイの手術をお願いする。

それでも心のどこかで不安が消えず、犬のサークル仲間2人に電話を掛けずにいられなかった。

「ロイのために手術してあげることが一番いいんだよ!」って言ってもらいたかったから・・・

聞けば、友人のわんこ達も手術をしたことがあり、それで元気になれたと・・・反対に励まされて、完全に不安が消える。

午後にクリニックの先生から連絡があり、すぐに15日(月)の手術が決定する。

気がつけば、今日は「アメッコ市」。そろそろ終わりの時間も迫っている。

「アメッコ市」特設の神殿でロイの無事を祈るために、急いで出かける。

        

出店の後片付けも始まっていたが、とりあえず、きな粉アメを一袋買うことができた。


2月15日(月)

今朝7時~最新の医療設備の整った青森動物医療センターでロイのヘルニアの手術。

ロイは昨夕からクリニックにお泊り。

今朝5時に先生が車でロイを連れて青森に向かい、7時からの手術も自ら医療センターの先生と共に執刀に当たる。

無事に手術を終えたロイは先生に連れられて、昼頃にクリニックに戻る。

夕方、クリニックでロイと面会、先生から手術の結果報告を受ける。

点滴を受けていたロイは私を見るなり、クゥーンと甘えた声で見つめてきて、「良く頑張ったね」って体を撫でてやった。

神経を圧迫していた骨はかなり突起していて、相当ひどい状態であったと、切除した骨を見せてもらう。

相当痛かったろうに、今まで麻痺もなく良く我慢していた・・と先生に伝えられて、夫と「早く手術してもらって本当に良かったです」とロイを助けてもらった感謝の気持ちでいっぱいになる。

さあ~明日からロイの後ろ足のリハビリが始まります。

頑張ろうね!ロイ

















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