去る7月1日にBS-iで放送された「荻野アカデミア」、
“湯川博士の遺したもの”。
核兵器の全廃を訴えつづけた
ノーベル賞物理学者・湯川秀樹氏が語る
世界全体の未来を見据えたことばが
心に響いたのでここに記します。
「全面完全軍縮といわれておるものをですね、これを実現する。
また、わたくしはそれだけでは止まらなくてですね、
やはりそうゆう各国の軍備というものはですね、無くなっても
しかし各国の人たちが心配しないでもすむような
組織というものを・・・
まぁ簡単に『世界連邦』といわれておるようなものをですね、
だんだんと実現してゆくという方向へですね、
進んでいかなきゃならない。
道はまぁ非常に遠いわけですけどね。」
一点を見つめて静かに語る博士の姿。
“夢のような”構想を、偉大なる科学者・湯川秀樹が堂々と
述べてくれている事実に感激しました。
原子力には、絶望と希望が「影と形の如く連れ立っている」
という湯川氏。
人間自らの努力によって
遠ざかり得る所の絶望であり
近づき得る所の希望である
と、著書「二十世紀の不安」に書いているその場所から
いま世界は、希望に近づいているのでしょうか?
“湯川博士の遺したもの”。
核兵器の全廃を訴えつづけた
ノーベル賞物理学者・湯川秀樹氏が語る
世界全体の未来を見据えたことばが
心に響いたのでここに記します。
「全面完全軍縮といわれておるものをですね、これを実現する。
また、わたくしはそれだけでは止まらなくてですね、
やはりそうゆう各国の軍備というものはですね、無くなっても
しかし各国の人たちが心配しないでもすむような
組織というものを・・・
まぁ簡単に『世界連邦』といわれておるようなものをですね、
だんだんと実現してゆくという方向へですね、
進んでいかなきゃならない。
道はまぁ非常に遠いわけですけどね。」
一点を見つめて静かに語る博士の姿。
“夢のような”構想を、偉大なる科学者・湯川秀樹が堂々と
述べてくれている事実に感激しました。
原子力には、絶望と希望が「影と形の如く連れ立っている」
という湯川氏。
人間自らの努力によって
遠ざかり得る所の絶望であり
近づき得る所の希望である
と、著書「二十世紀の不安」に書いているその場所から
いま世界は、希望に近づいているのでしょうか?