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『NHK短歌』をごらんください

2008-03-29 18:00:47 | お知らせもの


明日、3月30日(日)の朝7:30~8:00
NHK教育で放送する『NHK短歌』では、
北原白秋と岡本かの子を特集します。

その短歌には彼らの生き様がにじみ出ているのか・・・!?
おたのしみに。

なお、再放送は、
4月3日(木)の朝5:30~6:00、同じくNHK教育でON AIR。
是非っ。

ねんきん特別便がきた

2008-03-28 18:15:53 | はしやすめ
まさかとは思ったけれど、私宛てに、あの「ねんきん特別便」が届きました。
今週のことです。


5000万件の確認中の記録の中に、
あなたの記録と結びつく可能性のある記録があるため、
お知らせしています。
                   社会保険庁


なぬぅ~!?
私のような簡単な経歴の人間でも記録ミスするのかと愕然。
だって、私は大学卒業後すぐ企業に就職し厚生年金を納め、
そのあとずっと国民年金なのですから。

不信感いっぱいに社会保険事務所に行きました。
いえ、電話で問い合わせたり書類を一方的に返送したのでは
アタシが納得出来ない。
相手の顔を見ながら説明を受けたいと思ったのです。

混み合う社会保険事務所で順番を待ち、呼ばれたので
入ってるはずの厚生年金の表示がないこと、
その後の国民年金の加入月数が本当に合っているか確認したいこと、
その旨を告げました。

すると職員の云うには、基礎年金番号を統一したときに
(私の手元にある記録では、交付年月日は平成9年1月1日)
番号通知書を出しているとのこと。
(はい、通知書はもらってますよ)
その通知書に、複数の年金番号があればお知らせください、という主旨の返信用のハガキが
ついていた(らしい)。それを私が返信しなかったから
(アタシのせいだというのね)
今日まで私の番号がふたつのまま、
ご安心ください、本日手続きをしますと厚生年金と国民年金が無事つながって
年金に問題はありません。
と、にこやかにいわれました。

端々に「責任は、基礎年金番号の統一のときにアタシが確認・返信しなかったから」
今回の「ねんきん特別便」が届いたんですよ~というニュアンスがありました。
比較的イヤミの無い言い方の職員だったので、大人のアタシは(笑)噛み付きはしませんでしたが。


でもね、私は思いました。
社会保険事務所は老若男女で大変混んでましたけど、ここまで足を運んで
不正確な年金記録を正そうとする人、あるいは
年金について分からないことを尋ねたいと思う人は、大概、
きっちりと本当に年金を納めていて、あるいは年金に関心があって、
一生懸命耳を傾けようとしているケースが多いんだと思います。
興味が無い、あるいはそもそも年金を頼っていない人は
年金がどうなろうが構わないでしょう。

そう、わざわざ社会保険事務所に行ったり問い合わせる人は
まじめな方、そして老後に年金をもらわないと困る切実な思いの方たちが
多いんじゃないかと想像します。

ですから、職員には申し上げたい。
人ごとと思わず、大体、お金をもらった記録が無いとか
払ったなら領収書を出せとか、正確に勤めた企業名をいわないと受け付けない、
なんていう国は言語道断、あり得ないことで、諸外国なら暴動が起きてもおかしくないのですから、
自分たちの不祥事を恥じて、たずねてきた人には誠実に対応していただきたいです。

職員の仁義礼智忠信孝悌はあえて問いません。
普通にきっちり公金の収支を合わせて、正しく管理してくれればいいのです。
そう思います。



早朝、喫茶店にて

2008-03-23 09:05:15 | はしやすめ

けさ仕事前、喫茶店でロイヤルミルクティを飲みながら
ぼぉ~っとしていると、聞こえてきた隣の女性ふたりの会話・・・

「こうやって下を向いてのぞいた顔が10年後の顔でしょ?」
「そうそう、そう云うよね」
「で、上を向いた顔が10年前の顔」
「らしいよねぇ」

女性は朝からキツいこと云うなぁ。
思わず手鏡をのぞいちゃいました。
ひえ~っ。



閉店のさびしさ

2008-03-20 23:30:02 | 朗読あれこれ



私の住むまちの本屋さんが、立て続けに2件、店を閉じました。
ほどなくCD・DVDレンタルを兼ねた大手チェーンの本屋さんが
近くで工事中のマンションに入ることが判明しました。

知人と話しました。
「大きい本屋さんが来るのもいいけどね」
「わたし、あの商店街の本屋さんで立ち読みするのがなんだか落ち着いて好きだったのに」
「そうそう、がさがさしてないから良かったよね」
「立ち読みばかりじゃは悪いなぁと思ってたまに買ったりしてね」

まちの本屋さんには独特のホスピタリティーがあるのです。
そんな居心地の良さに、勝手気ままなお客は足を運んでいたのです。

しかし現実はそう暢気なことは通用しなかった。
大手1件来るだけで店をたたまねばならないほどの大打撃、
きっと売り上げは激減するんでしょうね。
私なんかいやらしいから、あの本屋さんたち、大手から立退料とか慰謝料とかお見舞金とか
何かもらったかしら・・・なんて心配までしてしまいました。
だって、1件は早々に店替えのため工事しているけれど
1件はシャッターが閉まったまま。
そこには
「まちのためにお役に立てればと頑張って参りましたがこの度・・・」
との閉店を知らせる張り紙だけが。

「まちのためにお役に立てればと」というところに
その本屋さんの意地を見たような気がします。

チェーン店の便利さ、画一化したシステムの安心感、豊富な品揃え。
・・・だけじゃない本屋さんの良さって
絶対ありますよね?



さすがのディズニー

2008-03-17 23:59:21 | はしやすめ

JR京葉線の舞浜駅を降りてディズニーリゾートに行くなんて
もう何年ぶりのことでしょうか。
オリエンタルランドの株主の方からいただいたチケットを握り締め
先日、未踏のディズニー・シーへ行って参りました。

徹底したショウアップ、そしてオリジナリティ。
これはテーマパークの鏡ですね。
その裏では厳しい訓練や仕込みがあるのは明白なんですが、
そんな考えはすっかり吹き飛ばされ
目の前の風景やアトラクションに心を奪われ
疲れもみせずに園内を必死にうろうろする私でした(笑)。
これだけ人を必死にさせるディズニーワールドはやはりすごい、です。


規模もシチュエーションも全く違いますが、
人を“こちらの世界”に引き込んで魅了したい・・・
という意図は朗読ライヴも同じ。
演出は大事な要素となります。
ディズニーのような徹底した演出を体感すると
朗読ライヴでもお客の高揚感というものが欲しいなぁと思っちゃいます。

立ち上がったり大騒ぎしたりはできない朗読会場ですが、
足を踏み入れて、舞台を目の当たりにして期待が高まり、
語りをきいているということを忘れて
自分の目の前で作品の風景を描くことに没頭してくれたならーーー

そうなるためにはどんな演出が有効なのでしょうね。
そしてどんな語りが望まれるんでしょうね。

照明、音楽、からだの動き、視線、呼吸・・・
意識すべきことは山のようにあります。
う~ん。
朗読者のみなさん、ご一緒に悩みましょう(笑)。




からだにいいこと

2008-03-14 01:31:36 | はしやすめ



あるお宅に朝からお邪魔して
用あって夕方までそこに居なければならず
アタシときたら朝ごはんを食べてないものだから
「こりゃ昼ごはんも抜きだとしんどいな」と
ちょっと元気をなくしていたところ、
そのお宅の大奥様が
ツナと玉ねぎをマヨネーズで和えたものをパンにのせて
そこにお庭でちぎったパセリをのせて
トマトを付け合わせて
紅茶と一緒に出してくださいました。

感激。

お庭に目をやると元気なパセリがもりもり育っている。
俄然、アタシの気持ちもフレッシュになりました。

からだよろこぶ。自然からのおくりもの。
どこかできいたテレビのコマーシャルみたいだけど
本当にそう思いました。

シンプルな手作りランチは
こころもからだも幸せで満たしてくれましたもん。

新しい冷蔵庫がウチに来た

2008-03-10 08:35:28 | はしやすめ


白状します。
同じ冷蔵庫を23年間使いました。
物持ちがいい・・・と云えばきこえが良いですが、
冷蔵庫は古くなると電気を食いまくり
省エネに逆行するらしいです。
確かに冷凍庫はすぐ霜だらけになるし買い換えたかったのですが
きっかけがなかった・・・それだけです。

で、ひょんなことからNEW冷蔵庫がウチにやってきました!
友人たちが代金を補足してくれたのです。
・・・情けないとお思いなさるな。
世の中、持ちつ持たれつ支えあって生きているのですから。
あ、すみません。友人たちに感謝しています、ホント。

写真が新しい冷蔵庫。
ご覧のように、5ドアとかチルドとか自動製氷とか脱臭とか
そうゆう触れ込みは全くなく、
冷蔵&冷凍のシンプルな2ドアです。
一番気に入ったのは冷凍庫が大きいこと。
冷凍保存することが多い私の食生活には有難い設計です。
高さも160センチくらいあるからウチは充分なのです。

いはやは何とも気分がいい。
食に対して前向きになるというか
豊かな食生活を目指したいと思っちゃいます。
冷蔵庫の存在、偉大なり。
購入を促してくれた友人に感謝します。
ありがとう。

うたをもらう

2008-03-08 04:41:23 | 朗読あれこれ



啓蟄を過ぎ、少しずつ春の息吹を感じ始めたある日に
知人から3つのうたをいただきました。

そのうちの2つは知人のオリジナル。
私のこころのなかに抱いていたいと思います。

最後のひとつは岡本かの子のうたでした。


年々にわが悲しみは深くして いよよ華やぐいのちなりけり


岡本かの子 作『老妓抄』の最後に記された一首です。
男だから女だからと、言い訳のために男女を分けた話は好きではないのですが、
女だからこそ知る“悲しみ”と、
女だからこそ享受できる“華やぐいのち”はあるのではないかと
『老妓抄』を読むと感じて心が動きます。

ただその域に達することはなかなかむずかしいでしょうねぇ。
死は生を意識させ、老いは若さを意識させる。
もがく人生の苦悩と喜びの振れ幅が大きいほど
より熱くからだは火照りいのち華やぐ、のであれば
なんて女は逞しいことか!


自分がその域に及ぶかどうかなんてとてつもないことを考えるよりも
楽観主義者の私は、この一首が自分を後押ししてくれると思えて仕方がありません。

うたを送ってくれた知人に感謝します。




秋田だば、いいどごだなぁ

2008-03-05 01:51:03 | はしやすめ


先日、それはそれは美味しい秋田料理を食べさせてくれる店に行きました。
行くまでは「なんちゃって秋田」くらいのレベルかなぁと思っていましたが、
料理も酒も、ラインナップが徹底して“秋田”で
秋田料理のテーマパークみたいでした!
しかも味も旨い。
いやはや、お見それしました。
幹事さん、あんたはエラいっ。

写真は、「能代ねぎの一本料理」。
ねぎに甘みと風味があるので、醤油も何にもかけなくても旨い。
お好みで大根おろしと生姜を一緒につまんで。
ちなみに醤油をかけるなら、お店においてあるのは
角館の安藤醸造の醤油。正解です。


能代ねぎで思い出したのが『秋田音頭』。
以下、ソウル・フラワー・ユニオンがライヴで唄っているバージョンで
秋田音頭の一部をどうぞ。


・・・・・・・・・

コラ 秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ぶりこ
能代春慶 檜山で納豆 大館曲げわっぱ

コラ 何につけても一杯飲まねば 物事はかどらねぇ
飲めば飲むほど 気持ちコ開けて 踊りコなど出はる

コラ 秋田川端 日暮れに通ったら ピカピカ飛んで来た
蛍と思って ギッシリ掴んだっきゃ 隣のハゲ頭

コラ 秋田の女コ 何しに綺麗だと きくだけ野暮だんす
小野小町の 生まれ在所を おめはん知らねのけ

・・・・・・・・・

桃の節句

2008-03-03 23:59:36 | はしやすめ

夕食は外食でした。
お店でデザートをだしてくれたとき、
その飾り付けに桃の蕾が。

3月3日の粋な計らいでした。

迷わず私は云いました。
「これ、持って帰っていいですか?」

そしてウチの小さな茶碗に生けてみました。

花ひらけ。