コエトオトからはじまる

コエトオトが発信する、発見と創造のブログですコエトオトのパフォーマンスをお見逃しなく!

梅と菜の花の茶事

2009-02-26 00:44:19 | 朗読あれこれ



茶道の先生が亭主をつとめる早春のお茶事がありました。

アタシはそこで、水屋で懐石の準備&盛りつけと、
後炭点前(ごずみてまえ)といって
濃茶を召し上がっていただいたあと炉の中の炭をととのえて
薄茶につなげるお役をいただきました。

ちなみに懐石料理そのものを作ったのは先生。
すべて手作り!
世の中に茶事は数あれど、なかなか料理まですべて自分で用意される人は
少ないと思います。頭が下がります。
いつかアタシも茶事を催すことがあれば
何とか頑張って料理まで用意出来るようにな・り・た・い。

水屋で懐石の流れに沿って料理をあたためたり盛りつけたりするとき、
当然のことながら、お客にお出しするタイミングを計らねばならないわけですが、
今回われながらスムースに行ったなとほくそ笑んでいます。
というより、やっぱりアタシって「段取リスト」だなぁと実感。
ディレクションするのが性に合ってると申しましょうか(^^;

利休先生、こうゆう業界チックな技(笑)も茶道で活かせますよねっ!


朝、茶室に入るときは雨でしたが
茶事の終わるころ、窓を開けると
空が少し明るくなってきました。
庭の梅の赤がまぶしかったです。





心にメモ!

2009-02-24 03:59:03 | 朗読あれこれ

本放送をみたとき心に響いたことばなのですが、
再放送をみてやっぱり心に響いたので
ここに記しておきます。
自分のためにもなるので(^^;

テレビ東京『カンブリア宮殿』に出演した
“餃子の王将”を展開する「王将フードサービス」社長
大東隆行(おおひがしたかゆき)氏のことば、


当たり前のことを高いレベルでやれ


これです。
“餃子の王将”の中でも業績トップの支店店長が、その成功の秘訣を訊かれて
「当たり前のことを当たり前にやってるだけです」
と答えたことを受けて、
上記のことばで補足して褒めたのです。

成長、躍進のために必要な“当たり前のこと”を行動に移すのはもちろん、
そのレベルが高いものを目指してこそ成果につながるんだ。
そう意図しておっしゃったのでしょう。

心にメモしておきたいことばです。


あ、ちなみにアタシは
「なぜベストを尽くさないのか?」
        by上田次郎教授 from『トリック』

通称、「なぜベス」

これも心に留めております、はい。





映画『グライド・イン・ブルー』

2009-02-22 09:42:30 | 朗読あれこれ



遅まきながらアメリカン・ニューシネマの傑作、
『グライド・イン・ブルー』(原作名 Electra glide in blue)
を観ました。

そこには、一生表舞台には出られない多くのアメリカ人の
孤独と哀しみが描かれていました。
特に、互いの思いが通じず
あとには憎しみと後悔が残ってしまう悲しさに
泣きました。

最後に流れる歌「Tell Me」がすべてを象徴しているような
気がします。

ニューシネマの存在意義をしっかりと見せつける
『グライド・イン・ブルー』、
是非観て欲しい映画です。




崇徳院

2009-02-19 19:36:38 | 朗読あれこれ



百人一首つながりでこの写真を載せてみました。

ウチの近所にある遊歩道には
いろんな人(たぶん一般人)の字で
小倉百人一首が刻み込まれています。


瀬を早み 岩にせかるる滝川の
われてもすゑにあわむとぞ思ふ


崇徳院の執念の歌ですね。

落語「崇徳院」できくと、何とも微笑ましいものですが。



そういえば小さい頃「坊主めくり」をやったなぁ~。





風神雷神エコバッグ

2009-02-17 23:47:10 | はしやすめ



我らが愛する画伯(小2)の作品を
親はエコバッグにしてしまいました。

これだけの大作なら
親馬鹿になっても仕方ないか(^^)

ちなみに画伯は、
俵屋宗達と尾形光琳、
それぞれの風神雷神図について
語るそうです。

多くの画家によって模写されたという風神雷神図。
さて、画伯はどちらの巨匠の画をみて
描いたのでしょうかーーー。



春のバイプレイヤー

2009-02-16 13:51:41 | 朗読あれこれ



少し前までちらほらしか見られなかった梅の開花ですが、
ここのところの陽気で
近くの公園では、
赤、白の梅が大いに咲きました。
早春の風景ですねぇ。

控えめにかわいらしく咲く梅の花をみていると
そのあとに咲く歓喜の桜の花を想像してしまいます。


人はいさ 心も知らず ふるさとは
    花ぞ昔の 香ににほひける
             
            紀貫之『古今集』


この百人一首にある有名な和歌でも
梅の花の存在は静かに優しく、
変わらぬ佇まいで作者を迎えています。

そんな風に梅は、控えめに漸次季節をつなぐ
春の名脇役なのかもしれません。





案内板の謎、その参

2009-02-12 01:25:50 | はしやすめ



ところが、しばらく歩くと事態は急転直下、
“童謡”は
“早口言葉”ヴァージョンに
変わっています!

えぇーーーっ!?
・・・これ、いったい何つながりなのでしょう?

(うさぎ→区の動物説、ここで打ち砕かれる)

・・・そしてこれらの案内板の意図するところは?


しかしながら、数ある区役所の案内板のうち、きっと
たまたま3ヶ所だけ遭遇したのでしょうから、
ここで不思議ゾーン呼ばわりするのも失礼千万。
ほかの案内板も見れば
その謎が解ける・・・のかもしれませんぞ。


はてさて???
想像力を試されますなぁ。





あぁ、武道館

2009-02-09 21:48:16 | はしやすめ



何年ぶりに訪れたことか・・・
東京・九段下にある“玉ねぎ”、
武道館。

この日は、甲斐バンドのライヴ。
オリジナルメンバーが揃い、
かつての心強いサポートミュージシャンも駆けつけて行った
全国ツアーの千秋楽でした。

甲斐バンドファンにとって武道館は特別な場所。
写真にある懐かしい甲斐バンドのロゴを目にしたら
そりゃテンションはグッと上がりますわ!

この日のメニューは完璧でした。
照明もこの特別な日を映画のように演出していました。

そうまるで、忘れていた“心にあるフイルム”を
何十年ぶりかに観たような気分です。

うれしかったのは、それが懐古的にみえたのでなく
いきいきと目に映り、
その場に集中している彼らが生々しく思えたことです。

あぁ、よかったなぁ。
ありがとう、甲斐バンド。
ありがとう、武道館。