コエトオトからはじまる

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「ふぇみんバザー」のお知らせ

2007-11-28 23:57:31 | お知らせもの


もうすぐ12月ですね~。
一年は本当に早いですね~。

新聞『ふぇみん』を発行する「ふぇみん婦人民主クラブ」主催で

12月2日(日)午前11時半~午後3時
東京の千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅・竹下口から徒歩10分)
電話03-3402-7854

において、“掘り出しものいっぱい”のバザーを
開催するそうですので、師走の忙しさに突入する前に
掘り出すこと大好きな方、是非どうぞ!

『ふぇみん』は、ジェンダーの視点で社会を読みとく新聞。
こちらのサイトを参考になさってください。
最近は、私の場合、非正規労働者やホームレスの問題、
赤ちゃんポストの記事などを興味深く読みました。
購読大募集中で、見本紙を請求することもできるそうですから
よろしければここからどうぞ。


このバザーではどんなものを売っているか、
チラシに書かれてある文言をそのまま書くと・・・

「先着100名様に粗品進呈!」
「おいしくて安全なたべもの&基礎化粧品・ヘナ」
「安くておしゃれなアクセサリー、リサイクル品」
「食堂&喫茶コーナー」
「女の手帖カレンダー2008」

ということです。
今度の日曜日、お忘れなく。


なお、写真は本文と関係ありません。
知る人ぞ知る愛媛の銘菓、タルト。いただきものです。
柚子の香する餡がほどよい甘さで
渋いお茶によく合います。



お寒うございます

2007-11-25 09:53:12 | はしやすめ

ここのところの全国的な寒さには震え上がりましたね。
なまぬるい秋から一挙に真冬モードに切り替わった
ように感じられ戸惑いました。
草木はもっと戸惑っているでしょう。
日本の美しい四季が失われやしないかと
本気で憂慮します。


仕事で泊まり勤務したり日曜出勤だったりします。
病院やホテルなど公共性の高いところであれば
そんなことはないでしょうが、
私の行く職場の場合、深夜や休日などは
省エネのため給湯器が使えなかったりするのです。
ぬる~いお湯は出ても熱いお湯は出ない・・・とほほ。

夏場は何とかクリアするのですが、
寒くなってくると、一日中あるいは日を跨いで
「あったかい食べ物や飲み物」が腹の中に入ってこないと
からだの芯から冷えてくることが分かってきました。
コンビニのお弁当をチンするくらいのあたたかさじゃ
足りません。コーヒーやカップスープでも物足りません。

安くてシンプルでいいので
あったかいご飯やお味噌汁ほか
出来たての食事をはふはふ云いながら食べたくなるのです。
からだが欲しているのが分かります。
悲しいことに、仕事に入ると外に食べに行く時間もないのが
実情だしーーー。


そんなこんなの環境で過ごしていると
あったかいごはんを食卓でゆっくりいただけることって
ホント有り難いぞと思います。
バタバタしていると気がつきませんが、
人のからだや心は、ゆとりやぬくもりが感じられないままの
日々がつづくと、どこかで

「これはちがう!」

と叫んでいる気がします。

そうもいかない時が多いのですが(^^;できるだけ
からだにいいことしてやらなきゃって思います。
みなさんも“あったか~くして”お過ごしくださいね。

交通安全でよろしく

2007-11-23 22:10:27 | はしやすめ


「見つめられても照れない方」を歓迎する
東京急行電鉄の駅係員の募集ポスターを発見し
面白いぞと写真をパチリ!


ホームに降りると到着した電車は急行待ちでした。
車内の椅子に座って発車を待っていると、
車掌さんがタッタッタッタと
ホームにあるひとつのドア目がけて走ってゆきました。
(そう、私は最後尾の車両に乗っていました)
そして暗証番号ももどかしそうにドアを開けると
すぐ左手にある“小部屋”に飛び込んで行ったのです。
この小部屋をチラと見て納得!

トイレでした。

そりゃ、車掌さんも、運転手さんも
途中もよおすことがあるでしょう。
乗務前には勿論トイレを済ませておくでしょうが
こうして飛び込めるトイレのある駅もマニュアルに
書かれている・・・のでしょうねぇ。
トイレトイレと思いながら電車を運行されたら
危ないですからねぇ。
どうしてもトイレに行きたくて
なのにトイレが近くにない駅が数区間続きそうなときは
無線で
「どーしてもトイレに行きたいので○○駅で
 誰か代わりをお願いします」
と連絡すれば対応できるようになっているのでしょうか。
いや、そのくらいの対応はできるようになってますよね?
そうであって欲しい。


急行待ちをしている数分間で、あの車掌さんは
トイレから出てこられるのだろうか、
お腹が痛かったら最悪だなぁ~などと
人ごとながら心配してしまいました。

発車1分前くらいに無事、車掌さんは駆け戻り、
「ぇまもなく発車いたします。
 発車しますとぉ揺れますのでぇご注意ください」
と、すまして車内アナウンスしていました。
よかったよかった。

交通機関はすべて何より安全と安心。
改めてその大切さを痛感した次第です。
あ、東急電鉄の場合は、それプラス
「見つめられても照れない」社交性(?)が必要のようです。





流行語

2007-11-22 23:59:22 | はしやすめ


日本でも「流行語大賞」が選ばれるシーズンが近づいていますが、
スペインでは、いま、ファン・カルロス1世国王が言い放った・・・
いえ、おっしゃったひとことが大流行なんだとか。

ご存知の方も多いでしょうが、事の発端は
先日開かれた中南米諸国と旧宗主国の首脳会議でのこと。
反米・強硬左派として知られるベネズエラのウゴ・チャベス大統領が、
スペインの前の首相アスナール氏のことを
「ファシストだ。蛇よりも非人間的だ」
と痛烈に批判、これに対しサパテロ・現スペイン首相が
「民主的に選ばれた首相に対し、敬意を払うべきだ」
とクギを刺した。にもかかわらずチャベス大統領は耳をかす様子もなく
ガンガン持論を展開するのを見かねて(聞きかねて)
国王が
「黙ったらどうかね?」(「Por que no te callas?」)
と一喝したというお話です。

チャベス大統領の政治活動の是非はおいといて、
こうゆう場合、果敢に(?)責め立ててゆく方の言葉が取り上げられがち
なのですが、今回はたしなめた方の言葉が目立ったようです。
なんといってもスペイン王室は国民から非常に人気があり
敬愛されているといいますからね。
その国王の“ひとこと”だからでしょうか。

スペインの若者たちの携帯電話には「Por que no te callas?」が
音楽と混じってラップ調にアレンジされてダウンロードされてました!
また「Por que no te callas?」Tシャツも見ましたぞ。
この盛り上がり、国民は「国王よ、よく言った」
と思ってるのか、単に珍しがっているのか・・・分かりません。

当のカルロス国王は、この“流行語大賞”ぶりを
どうお思いになってらっしゃるでしょうね?

(文中のスペイン語は変換ができないため一部正確な表記になっていません)


『死者の百科事典』

2007-11-21 23:59:33 | 朗読あれこれ


なかなか惹かれるタイトルではありませんか!

旧ユーゴスラビア・セルビア出身の作家、
ダニロ・キシュの短編集です。
縁あってその中の表題作を読みました。


主人公は、スウェーデンのとある図書館で
1910年に生まれ1979年に没した自分の父親が
見てきたもの、聞いたこと、関わった人々、囲まれた風景・社会
などなどが細かく丁寧に記録された「死者の百科事典」と出会います。

「陽の当たる風景が、早送りの絵が、読む者の心に一瞬にして、
 魔術のように、浮かんでくるのです。」

彼女は父親を愛していました。愛する人を失った人ならきっと
この「百科事典」を読みたくなるでしょう。

ただしこの「百科事典」には著名人、、、つまり
他の百科事典に載るような人は扱っていません。

「人間世界の不公平を正して神の創造物すべてに
 永遠の世界に等しい場所を与えようという狙いがあったのです。」

と、主人公は「百科事典」の主旨を解釈します。

彼女の父親もそんなひとり。旧ユーゴの片田舎で育ち、
測量技師になり、結婚し子どもをもうけ、兵士になり、生きのびて
人生のかれこれ50年をベオグラードで過ごしたひとりの男です。

そんなどこにでもいるような人間・・・と云いそうになりますが、

「人間の歴史には何ひとつ繰り返されるものはない。・・・・・・
 人はだれでも自分自身の星であり、すべてはいつでも起きることで
 二度と起きないことなのです、」
「人間の生命は繰り返すことができない、あらゆる出来事は一度限りである」

と、「死者の百科事典」の編者が言わんとするところを主人公が語るのを
読むと、“どこにでもいるような人間”なんてどこにもおらず、
ひとりひとりが全うする生から死への旅の尊さが迫ってきます。
そして、今生きている自分と自分のまわりにいる人の生き様を
見つめることの大切さを思います。
この物語の舞台が、バルカン半島という歴史上戦禍に見舞われる
ことの多い場所だった、ということを差し引いても・・・。

ほ~ら、もうみなさん、
「その百科事典、どこに行けば見られるの?」
なぁんて思ってるでしょ?(笑)

『死者の百科事典』(ダニロ・キシュ)山崎佳代子訳
なら(笑)、図書館に行けばあるかしら。




江戸漫画を読む

2007-11-20 21:05:20 | 朗読あれこれ


知人から杉浦日向子さんの漫画を借りました。

読みながら、これ漫画もいいけど何とか文章にできたらいいのに
と思う作品がたくさんありました。

どうしてそう感じるんでしょうね。

かっこ良く云うと、絵が雄弁に物語るんです。

町人、お店、お屋敷、侍、吉原、三味線の音、川辺の風景、
太鼓持ち、呑んだくれ、思慕、怨念、憐憫、諦観、、、

江戸の風景や人間模様が美しくて色っぽくていなせで
「あぁ、文章にするとどんな表現になるんだろう」
と考えてしまいました。

漫画は漫画の良さだから、それを文にするなんて愚の骨頂!
と云われるやもしれませんが、
朗読したくなるんですよ、つまり。
その世界を朗読してみたくなるのです。

杉浦氏に頼みたくともすでに鬼籍に入られているし。
残念です。

江戸を舞台にした小説を読めば?
と云われるでしょうが、そうでなく、
あの杉浦日向子さんの漫画を文章にして欲しい、のです。

はい、我が儘はここまで(笑)。
ちょいと云いたくなったのです、本当に。


古書が1冊100円

2007-11-18 09:42:18 | お知らせもの


アサヒコムの記事に

1冊100円、不用蔵書1万4千冊売り出し 愛知教育大

というものを発見しました。
御存知でした?

古書店や教職員にすでに売っているので
残りの本は、みなさんのご希望に添えるかどうか
分かりませんが、掘り出し物があるやもしれません。

リストは愛知教育大学のHPから見られますが、
プリントアウトすると大変なことになりそう・・・

でも見てみたいという方、どうぞご活用ください。


ちなみにPDF版(1.7MB/A3/169ページ)でみてみると、
たとえば朗読の参考になりそうかなぁと思うのは

p57に、芥川龍之介(近代文学注釈大系)
p67に、萬葉集、古今和歌集、源氏物語、大鏡、
      近松浄瑠璃集など(日本古典文學大系)
p75に、松尾芭蕉集(日本古典文学全集)
p81に、志賀直哉全集

などなどなど山のようにあります。
白書とか数学ものとか哲学ものとかもあって
さすがの迫力(笑)。
全部を真面目にチェックするとちょっと大変。
でもちょっと楽しい。

申し込みの締め切りは今月30日ですから
本気で欲しい方はお忘れなく。


教わる日々

2007-11-17 02:29:24 | 朗読あれこれ


あるお宅にお邪魔していると、
「いただいた渋柿、甘いわよ」
と季節のくだもの、柿をむいてくださいました。

渋柿が甘い!?
そうきくと私の場合、昔おじいちゃんが軒下で干した渋柿は
確かに甘くなったなぁということを思い出しますが・・・

干さなくても、渋柿はひと手間加えると
そのままのジューシーさでとてもおいしくなるんだとか。
柿をむいてくれた70を過ぎた人生の先輩のご婦人は
ご近所のお庭になっている柿をお裾分けしてもらったそうですが、
「多分、あのお宅では焼酎を使ってるんじゃないかと思うわ」
とおっしゃいます。
柿のヘタに焼酎をぬって封をして数日おくと
渋味がとれるんだそうですね。
その他ドライアイスを使っても渋味がとれるとか。
ほぉ~。

いただいてみると、まぁ~甘いことといったら!
歯ごたえもあるのに、とろとろになったときのような甘みが出ています。

このときお話をしていて教えていただいたことは、この他に
そのむいた柿の皮を、白菜のお漬け物といっしょに漬けると
おいしくなるということ。
一方みかんの皮を乾燥させておいて燃やすと
白い煙がでて、虫除けになるということ。

人生の先輩に生活の知恵を教えていただくことは多いです。
手間をかけることが少なくなってきているいま、
こうゆうことを教えてもらわなかったらマズイ!
そう痛感します。


笑いを忘れずに

2007-11-16 00:25:47 | はしやすめ



東京の世田谷区でも、商店街に入り込むと
昔ながらの床屋さんがあって、
店先には写真のようなヘアスタイルのマネキンが。

インパクトあるでしょ?

この床屋さんは、このヘアスタイルを推奨しているのでしょうか・・・

そこに口髭顎髭がありサングラス使用と
トータルコーディネイトしているのが
更に注目度アップの理由です。

こうゆうものを街角で見つけて愉快な気分になるのも
悪くないと思いませんか?
人間いつでも笑いを忘れるべからず、です。

もっとも、この写真を撮っている私の姿もかなり笑えますが。
(^^;