コエトオトからはじまる

コエトオトが発信する、発見と創造のブログですコエトオトのパフォーマンスをお見逃しなく!

ホントはにぎやかな「精霊流し」

2008-07-30 18:09:37 | 朗読あれこれ


8月ーーー。
お盆が近くなってきました。
帰省して、その故郷独特のやり方で
みなさん先祖を供養するのでしょう。

アタシの通っている美容院の先生は長崎出身。
きょう髪を切ってもらいながら
「長崎と云えば精霊流しがありますよね」
と、話すと
「そうそう、賑やかなんだよね~」
との答え。その形容詞がピンとこなかったので、
「え?賑やかなんですか?しみじみと、こう、川に舟を浮かべて・・・」
と云うと、
「いやいやまさか。爆竹鳴らして花火あげて、そりゃあもう大騒ぎするんだよ」
と教えてもらってビックリ。

はい、アタシは、グレープの大ヒット曲『精霊流し』の歌のイメージのまま
思い描いていました(^^;
つまり「精霊流し」と「灯籠流し」をゴッチャ混ぜにしていたと申しましょうか(^^;

長崎のいわゆる精霊船は、亡くなった人の霊をのせて、爆竹やかねの鳴り響く中、
街を賑やかに練り歩くんだそうです。

こんな映像がありました。

長崎新聞の映像記事



ちなみにグレープの『精霊流し』は、やはりこの長崎のにぎやかな精霊流しを歌っていて、
歌詞をよくみると

「精霊流しが華やかに始まるのです」
とか
「人ごみの中を縫うように」
というフレーズが出てはきているのです。

でもなぁ、やっぱりしんみりするイメージが強いなぁ。
あのメロディーのせいだろうなぁ。
さだまさし氏の声のせいだろうなぁ。
バイオリンの音色もなぁ。





ゆかた姿

2008-07-27 23:44:23 | はしやすめ



花火大会がそろそろ各地で開かれていて、
街には、ゆかた姿の人々が目についてきました。

着付けの先生が、

「夏にゆかたを着てくれるのはうれしいんだけど
 季節が変わるときものを着てくれなくなるのがさびしいのよねぇ」

とおっしゃていたのが思い出されるまでもなく、
もっともっと、きもの姿の人が普段から闊歩すればいいなぁと
アタシも思います。

ゆかたは「浴衣」と書くように、
もともと家の中で着る寝間着だったので、
最近、ゆかたにダテ衿がついたり、
帯にいろんなアクセサリーが付いたゆかたを着て街を歩く
若い女の子たちを見るとちょっと驚きます(^o^;
でもまぁ、ゆかたをポピュラーにするための
アパレル業界の戦略もあるのでしょうから仕方ないのかしら・・・。

下着の上にスグ着られる簡単なきもの、ゆかた。
帯もお太鼓に比べれば半幅帯や兵児帯で結べてラクチン。
汗をかいたって干せばすぐに乾くし、
家で洗えるものもある。

8月は、まさに「ゆかたシーズン」ですから
お持ちの方は是非ゆかたでお出かけしましょうよっ。

ちなみにアタシの持っているゆかたはすべて母のお下がりです(笑)。


電車のアナウンス

2008-07-26 03:34:14 | 朗読あれこれ



前々から思っていたのですが・・・
電車の中でアナウンスする英語版の案内、
たとえば

「We will soon stop at HARAJYUKU」

と云うときに、どうして「原宿」の部分を

「ハラ・ジュク」

と、「ジュ」を高く発音するのか、
つまり英語の発音のごとく
最後からふたつめの母音にアクセントをおくように
アナウンスするのでしょう?

みなさんご存知のように「原宿」は平板で読みます。
敢えて発音を表記すると「ハ・ラジュク」というふうに。
(アクセント辞典にのっている表記とは違います、念のため)

以前、東京のモノレール「ゆりかもめ」に乗ったとき、
やはり車内のアナウンスで

オダァイバ カイヒィン コーエン (お台場海浜公園)

と、何とも面白い発音でアナウンスするのを聞いて
吹き出しそうになったのを思い出します。

これでは、外国から来た人は、日本の地名なり固有名詞を
正しい発音で覚えないでしょう。

それでいいのでしょうか?

私は、外国人のみなさんには、できるだけ正しい日本語の発音で
たくさんの日本語を覚えてもらいたいと思います。
もちろん、彼らが正確な発音を覚える気があるかどうかはお任せしますが、
せめて公共機関でアナウンスされている日本語なら
日本語のアクセントで云うべきだと思うのです。
そうすれば外国から来た人の耳に本当の日本語が届くと思うのです。

あれがライヴで車内放送しているものならまだ人の息づかいがあって許せるのですが、
録音ものなのにわざわざ変なアクセントのまま平気で流してくるのがまた
違和感の原因なのです。

どうかひとつご一考いただきたいものです。





普天間飛行場と辺野古はリンクしない

2008-07-21 21:06:08 | お知らせもの


沖縄にあるアメリカ軍の普天間飛行場の閉鎖・返還について
「これは知っておかねば」
と思う記事を目にしました。
下記のサイトの記事を是非みなさんにも読んでもらいたいです。


市民が日々の生活を営む場所のすぐ隣にあり安全面から非常に問題の多い
米軍基地・普天間飛行場は、
米軍再編計画により閉鎖・返還が決まっています。

一方、美しい自然が生きる辺野古に新しい米軍の基地をつくろうという動きがありますが
(地元では海上での建設反対運動などが活発で、滑走路のあり方について辺野古を有する名護市とも
折り合いがついていません)、
この辺野古問題と普天間飛行場の閉鎖・返還問題とは切り離して考えなければならない、
つまり辺野古に新基地をつくらないと普天間飛行場は閉鎖・返還できない
というのは全くの間違いである。

この点を普天間飛行場をもつ宜野湾市の伊波洋一市長が指摘しているのです。

是非ごらんください。

市民の市民による市民のためのメディア「JANJAN」の記事

夏の夜のススメ

2008-07-21 01:37:11 | 朗読あれこれ



昼間はたまらなく暑いけれど、
深夜、空気が動いていると
意外に心地よくて
だらだらと起きてしまう。

きょうも午前1時を過ぎたあたりから
窓を開けて扇風機をまわしていたら
十分涼しい。
冷房嫌いのアタシのようなからだにゃ
こうゆう空気が何より気持ちいい。

世間は三連休らしい。
美容院に行こうと電話したら
担当の人もお休みだという。

茶道の本、
きものの本、
新聞の切り抜き、
プリントアウトした記事、
FAX用紙、
渡された原稿、
コンビニのレシート。

そんなものを雑然とひろげて
あれを見たりこれを読んだり、
好き勝手に過ごせるこんな時間はありがたいな。



きょうは満月

2008-07-18 01:31:54 | 朗読あれこれ



夜になっても全く気温が下がらない繁華街を歩いていて
ふと見上げると、まん丸のお月さま。

あぁ、きょう(18日)は満月だ。
その月光をみていると
ちょっと涼風が吹いたように感じました。


今夜、知人と話したことは
茶道と弓道について。

茶席でのご亭主と客人はインタラクティヴ。

雨のあと、葉からひとしずくの露がゆっくり滴り落ちるように弓を射る。

茶席の空間と自分がふと溶け合って“無”になるときがある。

矢を放したあとの姿勢、「残身(ざんしん)」が射の大事な締めくくり。

・・・なぁんてね。


ミラーボールも満月のように光り輝く夜でしたーーー。




劇的ライヴへのお誘い

2008-07-16 19:15:44 | お知らせもの



18日の金曜日、何にも予定が入ってなくて
ただ暑いからビールを呑むのが週末の自分へのご褒美・・・
なぁんて思っている方、
面白いイベントがあるのでお知らせします!


唄:上村美保子
ベース:JIGEN

このふたりのユニットの名は「桃梨(ももなし)」。
→ご覧ください 桃梨オフィシャルサイト

結成10周年を迎えたそうで、
18日の金曜日、豪華なゲストを呼びまくって(^^)
東京は吉祥寺で10周年を賑やかに祝う“お祭りライヴ”を決行します。

繰り広げられるのは、
歌謡、民謡、童謡、演歌、シャンソン、お伽噺に爆笑話(?)、etc.
これらの要素がたっぷりこってり含まれた
ミュージックショウです。

初めて聴く人でも馴染み易く、すぐ口ずさめそうなメロディは
「桃梨」の強みかな。
お友だちはもちろん、父さん母さん、爺ちゃん婆ちゃんを誘っても
「あぁ、面白かったねぇ」
と、ニコニコしながら帰れるような、不思議な包容力があります。
そう、今の季節なら、盆踊り大会にみんなで行って踊りまくるような爽快感がある!
とでも申しましょうか。

日時:7月18日(金) open 19:00 start 19:30
場所:STAR PINES CAFE(スターパインズカフェ)
   電話 0422-23-2251 東京都武蔵野市吉祥寺本町 1-20-16
料金:前売3000円/当日3500円

<豪華なゲスト陣>
大熊ワタル(cl)、伊藤孝喜(ds,perc)、こぐれみわぞう(ching-dong)、内藤哲郎(和太鼓)、
マイア・バルー(fl)、河村博司(g)、福島ピート幹夫(sax)、伊藤大地(ds)、奥野真哉(kb)、宇宙人(親切)


アタシも参加してひょいのひょいのと踊って参りたいと思っています。
暑気払いにど~ですか?(^^)




『海へゆく』を聴く

2008-07-15 20:01:51 | 朗読あれこれ



夏です。
アタシはもう何年、海へ行っていないことでしょう。
浜っ子なのに。

海を眺め波の音をきくのは好きなのに
いつの頃からか、遮られることのない浜の日差しに負けるような
軟弱野郎になってしまいました(^^;
あぁ、情けない。


『海へゆく』という歌に出会いました。
ソウル・フラワー・ユニオンというバンドの曲です。

この歌詞のなかに出てくる“海”とは一体何なのかーーー
ひとそれぞれ感じ方が違うように思います。

受け入れてくれるもの。
突き放してくれるもの。

懐かしきもの。
まだ見ぬもの。

私もいろいろ感じました。
その歌詞を記します。



海へゆく      作詞&作曲:中川敬


通り雨 のち 言葉のしずく
変わらない路の途上にいる
通り雨 のち つめくさの花
群がりの中に あかり灯す

棚曇り のち 言葉の乱麻
終わらない幕の途上にいる
棚曇り のち 十返りの花
暗がりの中に 夢を灯す

明日のために 本日も祝杯を
あまたの悲しみを 天空へ放つ
過ぎ去りし詩 来るべき唄どもよ
女は 決意込め また海へ行く

病い晴れ のち 言葉の飛翔
止めどない詩の途上にいる
病い晴れ のち 魂の花
すんがりと立ちぬ 希望の虹

明日のために 本日も祝杯を
あまたの悲しみを 天空へ放つ
過ぎ去りし詩 来るべき唄どもよ
男は 決意込め また海へ行く

潮風に巻かれ 夕凪に落ちる
静寂に 身を焦がす
恋風に抱かれ 夕闇に溶ける
静寂に 身を焦がす

明日のために 本日も祝杯を
あまたの悲しみを 天空へ放つ
過ぎ去りし詩 来るべき唄どもよ
まんま抱きしめて また海へ行く



この曲のイメージを膨らますプロモーションビデオも観られる
ページがありました。興味のある方はご覧ください。
(※注意!音が出ます)

『海へゆく』特設サイト




熱中症にご注意を

2008-07-13 09:15:03 | はしやすめ


この時期、決まり台詞のように
天気予報では、

「熱中症にご注意ください」

とアナウンスします。

これは決してあなどれず、本当に今の季節は
ペットボトルや水筒を“肌身離さず”携帯する、
くらいのつもりでいた方がよろしいようです。


かく云う私が、普段、水分を多く摂る習慣がなく
ついつい水分補給を怠って、
「何だか頭痛がするなぁ、体がだるいなぁ」
と感じだし、
「あ、いかん!こりゃ熱中症の初期症状では!?」
と慌てふためく有様です。

つい先日も、この暑さのなか、
なんとなぁく忙しさにかまけて水分補給を怠っており、
上記のような症状が出てきてしまいました。

何はともあれ水分補給だと
水をこまめに飲みましたが、最初はトイレが近くなるだけで
症状が改善しません。
それでも頑張って水分を摂りつづけ、

「そうだ、梅干しを食べたらいいのでは?」

と思いついてアルカリ性食品の梅干しをご飯にのせて食べ、
ウコンとビタミン剤を飲み、
野菜ジュースを飲み、
アイスノンを頭にあててちょっと横になったりしながら
何とか体調を戻しました。

この方法が最良かどうかは分かりません。
ただただ熱中症には気をつけろっ!
という反省でいっぱいです。

もしみなさんが良い熱中症対策をご存知でしたら
教えてくださいな。
そしてくれぐれも熱中症にはお気をつけ下さいませ。





うまぁ~いぃぃ

2008-07-11 02:00:28 | はしやすめ



噂にはきいていた「花畑牧場」の生キャラメルをいただきました。
そう、タレントの田中義剛氏が経営する会社の大ヒット商品です。

以前テレビ番組で、彼の牧場にかける意気込みと
ビジネスチャンスを逃さない商才ぶりをみて
感心しきりでした。
決して芸能人の片手間ではありません。
本気で勝負をかけていました。

論より証拠、と思ってひとくち食べると・・・

とろ~ん。

あま~いぃ。

口に入れた瞬間、幸せなとろみと甘みが広がりました。
こんなキャラメル初めてです。

テレビで観た記憶によると、このキャラメルは
大きな鍋でキャラメルをゆっくりと煮詰めていました。
人が手でかき混ぜる、本当の手づくりです。
ちょっとした不注意でキャラメルを焦がしたスタッフを
田中氏は叱り、原因究明と再発防止のため、その場で
事実を工場内に周知徹底していたのを思い出します。

いま食品に対する不信感が募っています。
お客は美味しいものを美味しくいただきたいだけなのに
一部の会社は、そんなお客の思いはそっちのけで
会社の利益を優先した結果、信頼という大切なものが崩れ落ちました。

どんなに成功しても
どんなに規模が大きくなろうとも
こうして愛されているのは
価値ある“商品”と、それを見極めてくださる“お客さん”がいてくれるからーーー。

どんな職業にもこの心がけは欠かせないのでしょう。
自戒の意味も込めて。