コエトオトからはじまる

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良いお年を

2008-12-31 11:27:03 | はしやすめ


日曜日に仕事は終わっているのに
きのうまで忘年会はつづきました。
しかもけさ朝帰り。
こんな締めくくりでいいのかどうか分かりませんが(^^;
とにかく来る年が健康で明るく充実したものでありますように、
願わずにはおられません。

どうかみなさん、来年も【朗読もの】をご贔屓に。
どうぞ良いお年をお迎えください。

怪鳥あらわる!?

2008-12-27 17:46:51 | はしやすめ



年の瀬を迎え、みなさん、何かと時間に追われる
忙しい日々ではないでしょうか。

アタシは、書かねばならぬ年賀状や
やった方がいい掃除をひとまず放っておいて(^^;
気分転換の散歩に繰り出しました。
・・・逃避でしょうか(笑)。

するとありました、発見!
どうです、東京農業大学の「食と農の博物館」前にある
怪鳥のモニュメントです。

カッコいい~。
ガッチャマンみたい~。
ひと目惚れしました。

怪鳥なんていうと叱られるかもしれません。
なんでもナレースワン鶏というタイの闘鶏、
日本でいう軍鶏のようです。
タイのアユッタヤー王朝第19代目の王、
救国の英雄・ナレースワン大王(1555~1605)に
ちなんで付けられた名前だそうです。

ここ「食と農の博物館」
体験型の展示館なので、大人も子どもも楽しめますよ。




クリスマスに映像イベントはいかが?

2008-12-23 15:50:20 | お知らせもの


知る人ぞ知る、廃墟系建築物、
東京・九段下、靖国通り沿いに立つ九段下ビルの3階、
『九段下テラス』で、
明日24日と明後日の25日、
映像イベントが行われます。

古い映画・映像と音楽のリミックスショーです。
くわしくはこちらのチラシをご覧ください。

意外に
期待以上に
ロマンティックかも、よ。



きょうは冬至

2008-12-21 10:17:18 | はしやすめ


飛び石連休だ、
忘年会だ、
クリスマスだ、
なんちゃらイベントだ、
いや年賀状だと、
何かと忙しいこの時期。

しかぁし、
縁起をかつぐアタシとしては
みなさんに今日が冬至であることを
お忘れにならないで欲しいのです。

一年で最も昼の時間が短い日、冬至には、
かぼちゃを食べて
ゆず湯に入って
無病息災を祈りましょう。

かぼちゃを食べるのは、
野菜の少ない冬に栄養あるものを摂る、という意味があり、
ゆず湯は、ゆずの香りには邪を払う霊力があるということと
「冬至→湯治」という発想で
からだをあたためて元気に冬を乗り切ろう、という
願いがあるのですから。

昔からのいい伝えを素直に受けとめてみると
とても心が落ち着きます、アタシの場合。
信じるものは救われる・・・と云われるでしょうが、
そこには自然を畏れ、自然との共存を考えた
日本ならではの貴い考え方があるように思えるのです。

トシでしょうか!? (^^;




クリスマスカード

2008-12-20 13:53:48 | 朗読あれこれ

我らが愛する偉大なる画伯(小2)から
素敵な絵が届きました。

画伯がおじいちゃんからもらった絵本
『サンタクロースっているんでしょうか?』
の表紙をみて描いたそうです。

このお話は、19世紀の終わり頃、
ニューヨークに住む少女バージニアが
サン新聞に宛てて書いた手紙がきっかけとなる
本当にあった物語です。

画伯の絵をごらんください。
サンタさんのやさしいまなざしは
手のひらにある何をみつめているのでしょう・・・。

マスコミがこの物語のようなものであれば
いまのジャーナリズムも本来の姿に、
市民の味方になれるのに。


【朗読もの】を読んでくださる皆さんに
Merry Christmas !




駅構内にて

2008-12-16 01:31:56 | はしやすめ
「紹介します、ウチの家内です」




“ふたり”の姿を前から見たときの微笑ましさといったらありませんでした。
でも見知らぬ“ふたり”なので、さすがに正面きって写真を撮るわけにもいかず
後ろから失礼してパシャリ。

すばらしいポジションでの待ち合わせでした。





三鷹の跨線橋といえば

2008-12-13 02:56:21 | 朗読あれこれ


ここなのです。
1929年(昭和4年)に完成。
太宰治が目にした姿ほぼそのままに現存する貴重なものでしょう。

駅から線路沿いに西に歩いて5,6分。
三鷹には車庫があるため線路が何本も走っているので
かなり大きな跨線橋です。
足下を電車が走ったりしまして
鉄道マニアならずともちょっと興奮します。

アタシは南側の階段からのぼりましたが、
階段の下に、ちょうどそこを降りる太宰の写真があります。
ちょっとゾクっとしました。

太宰は、この跨線橋にのぼって
津軽の方角をよく眺めたんだとか。

アタシにはどうしても太宰が本当に死にたかったとは思えないんですよね~。
なんの根拠もないんですけれど(^^;
晩年の作品は冴え渡ってるし
作品が映画化だ舞台化だと人気の作家だったし
からだの具合は悪かったようですが
それにしても・・・
まぁ、あれこれ想像させてくれるお方です。





ひとり太宰めぐり

2008-12-10 19:19:51 | 朗読あれこれ



12月8日付けの日本経済新聞夕刊に載っていた、
哲学者の木田元氏のコラムに触発されて
太宰治が昭和14年9月に移り住み、ここで生涯を終えることになった
三鷹へ向かいました。

触発されたそのコラムには、
昭和16年12月8日の「あの日」について
木田氏ご自身の記憶と思いがつづられていました。


「もともと冷静な性格で、あまり時勢に流されるような言動の見られなかった父が、
 その朝は妙に真剣な顔でいつまでも仏壇の前に坐っていたのが印象的だった。」


大本営陸海軍部発表の「西太平洋において米英軍と戦闘状態に入れり」という
ラジオから流れた例の放送を聞いてのことです。

これと同じような状況が、太宰の作品『十二月八日』に書かれています。
やはりこのラジオを聞いた、主人公の夫の様子です。


「隣室の主人にお知らせしようと思い、あなた、と言いかけると直ぐに、
 「知ってるよ。知ってるよ。」
 と答えた。語気がけわしく、さすがに緊張の御様子である。いつもの朝寝坊が、
 けさに限って、こんなに早くからお目覚めになっているとは、不思議である。」


実は、雑誌「東京人」12月増刊で太宰治を特集していて、それを読んだ時から
三鷹へ行きたいなとぼんやり思っていたので、
今年は没後60年というし行ってみるか三鷹へ、という運びになったのです。

今年は没後60年、来年は生誕100年、加えて再来年は三鷹市の市制施行60周年を迎えるらしく
三鷹では太宰治を大フィーチャー中でした。

もし初めて三鷹で太宰めぐりをするなら、
「太宰治文学サロン」からスタートすると便利です。
ここは、「十二月八日」の中で、清酒の配給券をつかって隣組の面々で酒を購入するシーンで
出てくる酒屋「伊勢元」があった場所。
伊勢元酒店には太宰も通ったそうです。

ここにはボランティアのガイドさんがいますから、
太宰話に花を咲かせるもよし、
太宰ゆかりの場所を地図でなぞるもよし、
とても丁寧に教えてくれるので助かります。

ちなみにアタシはその日、太宰と山崎富栄が入水した玉川上水の
推定入水場所に置かれた鎮魂の玉鹿石(太宰の故郷・金木からおくられた)を見、
太宰が居たころのまま残っている三鷹駅の広い線路をまたぐ跨線橋にのぼり、
「太宰治」とかかれた墓の斜め向かいに「森林太郎」とかかれた墓のある禅林寺をたずね、
三鷹市美術ギャラリーで開かれている(21日まで)没後60年記念展をまわって来ました。


写真は、太宰の生きた三鷹にいまも流れる玉川上水。
草木がもっさりと生えていて、覗き込むとようやく水の流れが見えるほどです。

好きな太宰作品がたくさんありますが、こうしてゆかりの地を訪れて
何十年も前の風を想像しながら歩くと、また新たなインスピレーションが湧いてくる・・・
そんな思い込みができるのもまたよろしかな(笑)。


はちたま

2008-12-06 22:16:19 | はしやすめ



フジテレビの社屋にある、まぁるい球の中に初めて入りました。
「はちたま」なんていうかわいらしい名前が付いてるんですね。
誰でも訪れることができて
写真のようにレインボーブリッジ越しに東京を眺望できるという
この場所には、真ん中にフラットなステージもありまして、
この日、以前【朗読もの】に書いた、国際芸術家センター(IAC)主催の
コンサートが行われたのです。

中央アジア・カザフスタンから来日した
若手弦楽器奏者のグループ、「カメラタ・カザフスタン」のコンサートです。

オープンスペースなのでクラシックは大丈夫かなぁと心配しましたが、
すばらしい演奏と歌声に「はちたま」中が聴き入っていました。

カザフスタンは、旧ソ連を構成していた国の中で、ロシアの次に広大な国。
資源争奪戦で必ず耳にするカスピ海を西に擁し、
石油、石炭、ウラン、クロムなど
鉱物資源に恵まれた土地だそうです。

日本とのつながりは・・・と考えていると、
日本人で初めて宇宙に行った元TBS社員の秋山豊寛(あきやまとよひろ)さんは、
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から宇宙へ飛び立ったんだと
知人が思い出させてくれました。

あいさつに立ったカザフスタン共和国の文化情報大臣は
日本語でスピーチ。
何でも川端康成が好きな日本びいきの方だとか。

対して我々はどれだけカザフスタンの文化を知っているかと問われると
恥じ入るものがあります。

こうゆうきっかけって大事ですね。