robihei日記(将棋とか、GOLFとか、徒然に)

将棋ファン暦30余年、10年程前のNスペ「対決」を観て将棋ファン熱が更に高じ、以来ずっと棋界ウォッチャーに

王座戦第三局:決着・・・orz

2006-09-27 23:18:57 | 将棋な私
神戸で行われた王座戦第三局、後手番羽生3冠が130手で勝って三連勝で防衛、以前コメントしたとおり「電車道」でした。

これで王座戦15連覇は自己記録を更新して棋界最多連覇、通算タイトル65期も中原十六世名人を抜いて単独トップに、上にいるのは大山十五世の80個、ただ歴史環境が違うのでこれを抜いたと認定されるのは100overまでいってからですね。

王座戦3度目の挑戦の佐藤棋聖、過去2回、0-3、0-3、そして今回、0-3・・・嗚呼・・・・orz

決して弱い訳ではなく、羽生が強いということなのだろうけど、トップ同士でこの星の偏りはツライ、ンーーーーツライ。将棋業界で言われるところの「負け下」というやつである。毎回負けている相手に、挑み続けるも「やっぱり今回も届かないか・・・」という心の隅に潜む怯みが負けを呼び込む、その繰り返し。

脱却するには、結局勝つしかないんですが、ハァ。株で負け続けている人みたいな状態ですかね、「次も買った途端に下がりそう・・・」なーんてね。

スコア改ざん問題、裁決

2006-09-27 00:24:16 | Golf一般
先日コメントした記事の続報、スポニチはじめ新聞各紙で報道をされたのでご存知の方も多いと思うが、5年間の出場停止。

スポニチの記事でも触れられていないが、個人的に注目(というか自明の話ではあるのだが)しているコメントが、「この処分は外国の試合には及ばない」ということ。力を示したいならアジアでも欧州でも米国下部ツアーでも行ってきなという効力がある(実際にJGTOがそう推奨している訳ではない)

あまり知られていない事実だが、今やタイガーのライバル群の一員であるビジェイ・シンでさえ、「スコア改ざん疑惑による処分、空白の2年間」などといわれる過去のキャリア上の謎の期間があったりする。

本人の口からその事実が語られることはないし、「済んだ話」なのでいまさら蒸し返すのは酷でもあり実質封印されているが、どうやら(すくなくとも部分的には)事実を含んでいるという印象を個人的には持っている。

そのビジェイと今回の事件を並列で語るのはちょっと躊躇があるものの、「更正の可能性あり」と裁定したJGTOの温情に応えられるか否かはひとえに本人次第である。しかし、「初犯だから・・・」という理由コメントには正直ブラックな笑いを禁じえない。

悪しきスコア至上主義、行き過ぎた結果主義が生んだ今回の事件を正しく反省できなければ、この選手はそれまでである。いくら実力があろうとも、これからさらに力がつこうともダメなものはダメ。

「ダークサイドからの更正」これが中西君のこれから5年間のテーマである。「夜回り先生」にでも相談しますか・・・レベル的にはそんな話だと思いますよ、裁定後のコメントを見ると相当背骨が曲がってる感じですから。