将棋王座戦：開幕局

横浜ランドマークで開幕の王座戦第一局。この会場は３年前の「震え事件」の目撃者であるrobiheiとしても懐かしさ一入である。

結果は２転３転の大熱戦の結果、後手番の羽生王座が144手までで勝利。前人未到の14連覇を果たした去年のプレッシャーを抜けて、また記録を伸ばす機会に恵まれて好スタート。

すげー熱戦だったので、いろいろ将棋新聞とか将棋世界とかでも語られることと思う。でも直後でありながら、この河口老師のコメントは痛烈を通り越して「心に穴を穿つほど」の痛さ。をいをい、モテ光読んだら泣いちゃうよ、、、

老師なりのモテ光に対する叱咤であり、ぎりぎりのところでの愛情を込めた厳しい表現（と長いファンは理解するけど・・・）ではあるものの、いやスゴイネ。

純粋に技術論でいえば、双方に勝ちを失うようなミスが相次いだ部分もあったようだが、「人間対人間」の勝負としては最高の出来であったことは間違いない。

将棋も、まだまだ捨てたものではない。