里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

サワギキョウの実生、発芽2か月後

2012年05月22日 | 山野草の繁殖
H23.10.23、播種。
サワギキョウの種を入手して採り播きを試みた。
旨くいけば来年の春に発芽し、早いものは3年目から開花するらしい。
『湿地性の植物と混植すると葉枯れが少なくなり、生育も良い』
『用土が乾かないように腰水栽培にする』
などと書かれていたので、播種後とりあえず腰水で育てる事にした。
H24.3.24、発芽。

たくさん発芽しているが、双葉の両端までの長さは未だ0.3cmしかない。
H24.5.22、発芽2か月後。

草丈は約3cm。
5~6枚互生している本葉は丸みがあり、成株のような細長い形には程遠い。

サワギキョウ、沢桔梗(キキョウ科、ミゾカクシ属)
全国で山地の湿地に自生する多年草。 草丈は50~100cm。
茎は直立して枝分かれしない。 細長い葉は茎に互生し、細かい鋸歯がある。
花期は8~9月で、茎の先に濃青紫色の花を総状につける。 花は深く5裂して上下に開き、上側は2裂し下側は3裂している。

〔名前の由来〕
沢に咲くキキョウと言う意味で“沢桔梗”名付けられたが、キキョウの花とは全く異なり、同属のミゾカクシの花に近い。
横溝正史の「悪魔の手毬歌」では“オショウヤゴロシ”とも呼ばれており、ミゾカクシ共々有毒らしい。
キキョウ(キキョウ科、キキョウ属)ミゾカクシ(キキョウ科、ミゾカクシ属)




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