里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

イワタバコの花

2012年07月23日 | 山野草の繁殖
太い根茎に萎縮した気味悪い葉をつけて越冬したイワタバコ。
(越冬芽、H24.3.8)

その後、葉を徐々に広げて、ようやく花を咲かせ始めた。
(花、H24.7.23)

可愛らしい花だ!
(花の拡大H24.7.23、)

イワタバコ、岩タバコ(イワタバコ科、イワタバコ属)
本州、四国、九州で山地の湿った崖や岩にコケ類と共に自生する多年草。
1株に1~2枚の垂れ下がった葉(長さは15cm程)を付け、8月頃に径が
1~1.5cmで紫紅色の花が咲く。
〔名前の由来〕
タバコに似た葉をつけ、岩に着生すると言う意味で“イワタバコ”と名付けられたそうだが、煙草の葉は長さが70cmにもなり形も似ているとは言い難い。
民間療法では苦味健胃薬として用い、若葉は山菜として食べられると言う。


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