里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

アズマレイジンソウ(キンポウゲ科、トリカブト属)

2007年09月13日 | 野外講座
今日は久し振りに野外講座に参加した。
何しろ、6月と7月は雨が降ったのでズル休み、8月は休講で4ヶ月ぶりだ。
 
今回の目玉は、関東~中部地方でしか見る事が出来ないアズマレイジンソウが、東
城町で咲いていると言うのでそれが楽しみで参加したのだが、何と幸運にもたった
1株だけ咲いていた。
ヤマトリカブトより少し地味でその上やや盛りが過ぎていたものの、始めて見る事
が出来てラッキーだった。

しかし、たった1株だけとはいかにも寂しい。 盗掘などで絶えてしまうのではな
いかと思うと余計に愛おしく感じた。
クリッククリック
アズマレイジンソウの花(→拡大)トリカブトの花(→拡大)
アズマレイジンソウの根生葉トリカブトの葉

アズマレイジンソウ(キンポウゲ科、トリカブト属)
関東~中部地方の主として日本海側で、山地の林内や林縁に自生する多年草。 
直立又は蔓性で草丈は80~100cm。  花期は8月~10月。 
根元から出ている葉には長い柄があり、一見してゲンノショウコに似ているが、茎
に付く葉は小さく、葉柄は短い。 
トリカブトに似た形で長さが2.5~3cmの淡紅紫色の花が総状につき、下から順に
咲く。
(名前の由来)
花の形が雅楽を奏でる伶人の冠に似ている事から、“アズマレイジンソウ=東伶人
草”と名づけられた。



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