里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

念願のヒメユリ!

2008年07月21日 | 山野草
6/27、7/2 と二度空振りだった猫山のヒメユリ、気にかかっていたが今日ようやく
逢いに行って来た。

駐車場に着くと、福山ナンバーの車が1台止まっている。  
急いで登って行くとトラバース道から尾根の登りにかかる所で4人組に追いついた。
もう花が終わっているのではないかと気が気でないので、お先に失礼して登った。

1時間15分で頂上に到着。 それにしても今日は蒸し暑かったァー!
暫く休憩していよいよヒメユリ探索に向かう。 気持ちが焦るばかりだ!

そして、ついにご対面だ! 今迄六十数年生きて来て、初めて野にあるヒメユリを
見る事が出来た!

やはり少し時期が遅く、もう花が終わったものが多かったが、未だ蕾のものもあった。 
(後で聞くと、開花は例年 7/10 前後で、自生地は盗掘を恐れて非公開なのだそうだ)

やはり、我が家のような里で咲いた花より、草丈は短くて20~40cmしかなく、花
の色は遥かに赤みが強くて綺麗だ!
無遠慮に顔を近づけてマジマジと堪能させて貰った。 それにしても綺麗な花があ
るものだ。 感動した! 

ヒメユリ(ユリ科、ユリ属)
本州以西で、山地の林内や草地に自生する多年草。 草丈は約50cm。
葉は長さ5cmくらいの細身で互生する。
花期は6~7月。 茎の先に径が約6~8cmで朱赤色の花を2~3輪つける。
花弁には濃い斑点がある。

(名前の由来)
全体的に小型で花の姿が美しい事から“姫百合”と名づけられたらしい。