里山の山野草

里山と山野草の復活日記。

石鎚山登山(2)

2008年07月08日 | 

頂上社のある弥山(標高:1974m)から南を見ると、何と更に高い山があり、そこ
へ何人もの人達が往来している。

私も荷物を全部置き恐る恐る行ってみたところ、そこには“天狗岳、標高1982m”
と書かれた標識と石塔と小父さんが立っていた。 ここが石鎚山の頂上だ!
この石鎚山、今から約1300年前に“役小角”が修行をする為に開山したという。
こんな険しい山の登山ルートを良くぞ見つけ出したものだ。 恐れ入る!
北の弥山の方向を見ると、右下に“三の鎖元小屋”が見える。 この少し下から鎖
を伝って登って来たのかと思うと我ながら感心した!
頂上で手を振っているのはどうやら家内のようだ。
とっくにリタイアしたと思ったのに感心にも、“三の鎖元小屋”から弥山の北側に
ある迂回路を登って来たらしい。
「さようなら!」 「もう帰らないからなァー!」と手を振って答えておいた!
それにしても来て良かった! 昨日早朝の雷雨が嘘の様に晴れ、富士登山以来久
しぶりに1900mを超える山に登る事も出来た。 感動した!

視線を下に向けると、“三の鎖元小屋”の下には“二の鎖元小屋”が見え、その下
を尾根伝いに登って来る人も見える。

そういえば同行のツアー客の中に、我が“里山を歩く”講座の講師も偶然参加して
いたし、下山中には“山野草”講座の仲間にも出会った。  世の中は狭い!